ブンデスリーガ2部第23節が17日に行われ、フォルトゥナ・デュッセルドルフとグロイター・フュルトが対戦した。
脳震盪から回復したばかりの原口元気はベンチ外、宇佐美貴史はメンバー入りを果たした。デュッセルドルフは1点ビハインドの60分に宇佐美を投入。宇佐美はコーナーキックなどを任され、時折右から中央に入りながら、チャンスメイクをこなす。
2部で首位を走るデュッセルドルフは、後半に入ると16位のフュルトを押し込むが、ピッチコンディションの悪さの影響か、なかなかパスで前進することができず、決定的なシーンを作れない。
それでも76分、ロングボールから前線でハーバード・ニールセンが落とすと、入ってきたのは宇佐美。ワントラップから右足でボレーを叩き込み、貴重な同点弾を挙げた。宇佐美は今シーズン3ゴール目となっている。
その後も宇佐美にボールを集めつつ、逆転弾を狙っていくデュッセルドルフ。しかし、逆に終了間際にはフュルトにクロスから決定機を作られ、試合は1-1で終了。前節連勝がストップしたデュッセルドルフは、勝利で敗北の痛みを忘れ去ることはできなかった。




