マンチェスター・ユナイテッドのロメル・ルカクは、ズラタン・イブラヒモビッチとのポジション争いを歓迎すると語っている。
今夏エヴァートンから7500万ポンド(約110億円)でユナイテッドに加入したルカクは、開幕3試合で3ゴールを挙げるなど好調をキープ。しかし、膝の負傷により現在離脱しているイブラヒモビッチの復帰が見込まれる来年1月以降は、両選手による熾烈なポジション争いが予想されている。
キャリア通算31個のトロフィー獲得経験を持つ元スウェーデン代表について問われたルカクは、『BBC』で「もちろん僕はその競争を恐れてはいない。むしろ喜んでいる」とポジション争いを歓迎すると語った。
続けて「もっと成長したい、勝利したいと思えば、いつでも喜んでチャレンジしたい。彼の復帰はチームにとって非常にポジティブなことだ。トロフィーに飢えている選手がチームに加わることは良いことで、マンチェスター・ユナイテッドの全員が望んでいることだ。彼の性格、人間性、それにフットボール選手としての振る舞いはチームに多くをもたらしてくれる」とイブラヒモビッチの復帰を待ち望んでいるようだ。
また、オールド・トラッフォードでジョゼ・モウリーニョ監督と再タッグを組むことについてルカクは「11歳のころから彼の下でプレーすることを希望していた。だからこのようにもう一度チャンスを得られた時、断ることはできなかったし、2度目のチャンスにとても感謝している」と再会を喜んでいる。
さらに「彼は常に選手が全力を尽くすことを望んでいる。ピッチ上で選手に休む時間を与えないし、全員にピッチ上とトレーニング場で戦うことを求めている。だから僕は彼を気に入っているんだ。それに彼は僕たちが何を言おうと聞く耳を持ってくれる。これは僕がとても重要にしていることだ」とポルトガル人指揮官についてコメントを残している。


