アーセナルMFジャック・ウィルシャーは、これからも愛するクラブに残ることを望んでいるようだ。
長年故障に悩まされ、昨シーズンはボーンマスにローン移籍するなど、苦境に立たされていたウィルシャー。しかし、今季はこれまでカップ戦を中心に15試合でプレー。13日のウェスト・ハム戦で、2016年5月以来のプレミアリーグ先発出場を果たすなど、パフォーマンスも復調しつつある。
先日、アーセン・ヴェンゲル監督はクラブが契約交渉を開始したと認めていた。クラブOBが退団を勧めるなど多くの噂が飛び交う状況だが、25歳のMFはこれからもクラブに残りたいと考えているようだ。『スカイスポーツ』のインタビューで、残留の意思を強調している。
「ここに残りたいと強く願っている。プレーすることを愛しているし、何よりもプレミアリーグでの試合を楽しんでいる。そして、アーセナルが本来の位置に戻れるようにチームを助けたい」
そしてプレーすることがなによりも重要としつつ、来年に控えるロシア・ワールドカップ出場への意欲を語った。
「全フットボーラーにとって一番重要なのはプレーすることだ。長年ケガに苦しめられた僕は、誰よりも強くそう感じている。まだまだ改善する必要はあるけど、ピッチに立つ喜びを感じているよ。プレミアリーグでやれること、そしてゲームに大きな影響を与えられることを証明できていると思う」
「チームに好影響を与え続けられれば、イングランド代表監督も僕を選んでくれるだろう。今、僕は金曜日の試合(22日のリヴァプール戦)のことだけを考えている。この調子でまだまだ成長を続けたいと思っているし、チームがトロフィを獲得するためにできる限り協力したい」


