ナポリに所属するFWドリース・メルテンスがボルシア・ドルトムントから届いたオファーを拒否したと、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ナポリで7年目のシーズンを送るメルテンスは、直近の3年間においてセリエAで2ケタ得点を記録するなどの活躍を見せてきた。今年はチャンピオンズリーグにおいて5得点を挙げた一方、リーグ戦ではチームの不振もあり、16試合出場で4得点にとどまっている。そんな中、今シーズン限りでナポリとの契約が満了を迎えるベルギー人FWの去就は注目を集めている。
イタリアメディアによれば、今冬の移籍市場において、ドルトムントが負傷離脱中のFWパコ・アルカセルの代役としてメルテンスに関心を示し、オファーを提示したという。しかし、ナポリFWはドルトムント移籍に難色を示しており、断りを入れたとみられる。
ただ一方で、所属クラブナポリとの契約延長に向けた交渉も停滞が続いているとされる。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、年俸400万ユーロ（約4.9億円）にボーナスを加えた2年契約を提示しているが、メルテンスは現時点で会長のオファーに懐疑的な姿勢を示しているとのことだ。果たしてメルテンスは契約を更新し、ナポリ残留を選択するのか、それとも1月の退団もしくはシーズン終了後のフリーでの移籍を選択するのか、今後の動向が注目されるところだ。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
