“天才”小野伸二が札幌から琉球に完全移籍！最終試合は次節浦和戦

北海道コンサドーレ札幌は5日、元日本代表MF小野伸二（39）がFC琉球に完全移籍することを発表した。なお、加入日は11日となる。

天才的なテクニックとチャンスメイク能力で世界にその才能をアピールした小野のキャリアは、1998年に浦和レッズでスタート。初年度から新人王とJリーグベストイレブンを獲得すると、2001年にフェイエノールトに移籍する。そして、翌2002年にはUEFAカップ（現ヨーロッパリーグ）制覇を成し遂げた。

フェイエノールト以降は、浦和、ボーフム、清水エスパルス、ウェスタン・シドニーを渡り歩き、札幌には2014年から在籍している。しかし、今シーズンはここまで公式戦2試合の出場にとどまった。J1通算では201試合29ゴールをマークしている。

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また、早くからポテンシャルを見出されていた小野は、日本代表としても各年代に選出され、プロ初年度に18歳にしてフル代表デビュー。また、ワールドカップ3大会に出場した経歴を持つ。

琉球に移ることになった小野は、札幌の公式サイトを通じて「5年間本当にお世話になりました。こんな自分を6シーズンも雇ってくれたクラブに感謝してます。ありがとうございます。最後の日まで全力でチームと浦和戦に向けていい準備をして行きたいと思います」とコメント。

札幌での最終試合となる10日の明治安田生命J1リーグ第22節では、はじまりの場所である浦和レッズと対戦。日本サッカーをけん引したレジェンドは、どのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。