2017-04-22-sendai-ishihara©J.LEAGUE PHOTOS

大量失点続くベガルタ仙台、FW石原直樹「チームとして一つにならないとダメ」

ベガルタ仙台は22日に行われた明治安田生命J1リーグ第8節でサンフレッチェ広島(エディオンスタジアム広島)と対戦し、3-3で引き分けた。これでリーグ戦の連敗を3で止めたものの、4試合ぶりの白星を逃した。

2014年まで在籍した古巣・広島戦に先発出場したFW石原直樹は、2-2で迎えた76分に一時は逆転となるゴールを決めた。「マス(増嶋竜也)からいいボールが来たし、自分もそこに来てくれと信じて入れた」と開幕戦以来6試合ぶりとなるゴールを振り返ったが、手放しでは喜べなかった。

チームは後半アディショナルタイム5分に失点し、手中に収めていた勝ち点3を逃しただけでなく、この試合でも3失点を喫し、直近3試合の失点数は14と守備が崩壊している。「取れそうだった勝ち点3を失ったので、本当にそういうとこ」と引き分けに終わったことを悔やみ、「(逆転した場面で)もう1点取りにいくのか、しっかり時間を使うのか。チームとしてどうやってゲームを締めるのか。チームとして一つにならないとダメ」と厳しい口調で続けた。

また、石原は先制される状況では選手にも「またか」という気持ちが生まれてしまうと明かしたが、「0-1で前半を終えるか、2点、3点を取られるかで、後半の戦い方や選手の気持ちが違う。0-1になった時に立て続けに失点してしまうことが多いので、みんなが気をつけるというか、もっと勝負や結果にこだわるべき」と1点を奪われても踏みとどまるメンタリティが必要だと指摘した。

最後に、古巣の広島でゴールを決められたことについては「改めていいピッチで、温かいサポーターの前でプレーすることができてよかった」と率直に喜びを示した。

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