日本代表FWの大迫勇也が所属するケルンは20日、1月の移籍市場に向けて、シュトゥットガルトからFWシモン・テロッデ(29)を獲得したことを発表した。契約期間は2021年までとなる。
ケルンは先日のブンデスリーガ第17節ヴォルフスブルク戦に1-0で勝利を収め、ようやくリーグ戦初白星を挙げた。依然として最下位に沈む同クラブだが、2部降格が濃厚と見られる中、補強に乗り出した。
ケルンが確保したのは、昨季2部で25ゴールをマークし、シュトゥットガルトの昇格に大きく貢献したテロッデ。今シーズン、1部ではその決定力を発揮できず、出場機会を失いつつあった。また2009年から2年間ケルンの2軍に所属していた同選手は、古巣に復帰する格好だ。
テロッデはケルンの公式ウェブサイトを通じて「素晴らしい2年間を過ごしたケルンに戻ることをとても喜んでいる。ケルンではプロキャリアをスタートし、(本拠地の)ライン・エネルギー・シュターディオンでプレーする特別な気持ちを知っている」とコメントしている。「もちろん、後半戦に僕たちを待っているタスクはとてもタフになるだろう。だが、僕たちは残留を目指し、すべてを出し切って見せるつもりだ」と意気込みを示した。
なお、テロッデの背番号は「9」に決定した。現在肺炎で離脱中の大迫だが、年明けからポジションを争うことになるかもしれない。




