大注目の鈴木彩艶「今はパルマとW杯のことだけを考えている」…目標は「世界最高GKの1人になりたい」

【欧州・海外サッカーニュース】鈴木彩艶はパルマ（セリエA）で大きなインパクトを残している。

パルマの鈴木彩艶は、ビッグクラブからの注目が集まる中、自身の目標を口にした。

昨シーズンにパルマに加入した鈴木は、移籍直後から正守護神としてプレーし、昨シーズンのセリエA残留に貢献。今夏には複数のビッグクラブからの関心も届いたが、パルマでプレーを続けることを決断し、2シーズン目を過ごしている。

今シーズンもパルマは難しい戦いが続く中、鈴木は昨シーズンに続き好パフォーマンスを披露。中でも、先週末のスコアレスドローで終わったジェノア戦では後半アディショナルタイムにPKを止めて退場者を出して1人少なかったチームに勝ち点をもたらす活躍を残した。

この活躍を受け、鈴木に対しては現在ビッグクラブからの関心が届いている。ミランとチェルシーの名前が関心を寄せるクラブとして頻繁に報じられており、同選手の今後の去就は大きな注目を集めそうだ。

そんな鈴木は、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューで自身のGK像について「ゴールをしっかりと守ること。それに足を使ってプレーする方法も知っています。僕は冷静で、ゴールキーパーはいつだってそうでないといけないと思います」と話し、自身の目標を口にした。

「僕はすべての面において成長するために日々取り組んでいます。世界最高のゴールキーパーの1人になりたいです。今は、パルマとワールドカップのことだけを考えています」

また、自身のトレーニング方法についても語り「例えば今日は特別な眼鏡を付けて、反射神経を良くするトレーニングをしました。ピラティスは姿勢や柔軟性の改善の助けになりますし、体幹を強化する運動もしています。それから、英語とイタリア語の勉強もしています」と話し、浦和レッズ時代からやってきたことを継続していると語った。

「子供のころに浦和レッズに入って、11年間を過ごしました。そこで技術を学び、すべての段階を踏んで、トップチーム、そして日本代表でデビューすることができました。ここまでやって来たことはすべて上手くいったので、やり方をあまり変えたくはありません。相手チームの分析をしていますし、新しい技術にも注意を払っています。現状にとても満足しています」