川崎フロンターレのMF大島僚太が、ルヴァンカップ決勝から得た教訓もあったと語っている。
川崎は18日、明治安田生命J1リーグ第32節でガンバ大阪と対戦。試合はホームの川崎が圧倒的にボールを支配し、多くのチャンスを生み出す展開に。しかし、なかなかゴールへと結び付けられず、不穏な雰囲気が漂った。
記者からは、同じく圧倒的に支配しながら敗れたルヴァンカップ決勝のセレッソ大阪戦を思い出したのではと水を向けられたが、大島は「ないです」と一言。試合は終盤、セットプレーから川崎DFエウシーニョが値千金の決勝弾を挙げて辛くも1-0で勝利した。大島は「勝ててよかったですね。決めきれないところでセットプレーからゴールを決められたのは大きかったかなと思います」と振り返る。
また、試合後に明らかにされた公式記録では、川崎は25本ものシュートを放っていた。積極的にシュートに持ち込んでいたチーム全体について大島は「ルヴァンの反省を言えばそういう部分もありますね。あれだけ押し込んだら、ミドルシュートで終わっておくっていうのも一つかなと」と、タイトルをあと一歩のところで逃した一戦から教訓があったことも口にする。
打撲により途中交代した大島だが、残り2試合も全力で戦うことを宣言。奇跡の逆転優勝へ向けて走り続ける。
