大宮アルディージャは21日、明治安田生命J1リーグ第30節で柏レイソルと対戦。雨の中、先制される厳しい展開となったが、終盤のパワープレーが実り、1-1の引き分けに持ち込んだ。
終盤のパワープレーで前線に上がっていた菊地光将は「勝ち点3が欲しかった」としつつも、1ポイントをもぎ取ったことについて前向きにとらえている。
「追いかける形だったので、最後に追いついて勝ち点を取れたことはポジティブにとらえて、この勝ち点1を次につなげていきたいなと思います」
パワープレーについてはやむを得ない選択であることを認めながら、結果を重視しながら残留を目指して戦っていくことを誓った。
「パワープレーをする状況じゃなくて自分たちが勝っているっていう状況に持っていきたいですけど、パワープレーはやむを得ないっていうか。でも、今は結果がすべてで、前線に上がっている身としては、前で身体を張ってやってやろうって気持ちですね。今日はマテウスのFKでしたけど、勝ち点1を拾って、しぶとくあと4試合やっていければいいと思います」
残り4試合で、残留圏の15位ヴァンフォーレ甲府とは勝ち点4差。厳しい状況に変わりないが、菊池は前だけを見据えて残り4試合も身体を張り続ける。
