明治安田生命J1リーグ第9節が4月30日、9試合行われた。最下位・大宮アルディージャは、首位・浦和レッズを下し、今季初勝利。柏レイソルは3連勝、ヴィッセル神戸は3連敗となった。
ベガルタ仙台はFWクリスランの2ゴールなどで後半に3点を奪い、3-0で清水エスパルスに完封勝利。リーグ戦では5試合ぶりの勝利となった。
柏は10分にFKを獲得すると、MF手塚康平がこれを直接決めて先制した。この1点を守り切り、柏が1-0でアルビレックス新潟に勝利。3連勝を飾った。
ここまで未勝利の大宮は、ホームに首位・浦和を迎えての“さいたまダービー”に臨んだ。0-0で迎えた63分、MF茨田陽生の豪快なシュートで大宮が先制。この1点を必死の守備で守った大宮が1-0で浦和を下した。大宮は待望の今季初勝利となった。
FC東京はサンフレッチェ広島と対戦。68分にCKからこぼれたボールをDF丸山祐市が決めてFC東京が先制した。これが決勝点となり、1-0でFC東京の勝利。広島はリーグ戦6敗目。
連勝中のジュビロ磐田はホームに北海道コンサドーレ札幌を迎えての一戦。序盤に2点を失った磐田だったが、後半にFW川又堅碁の2試合連続ゴールとMF上田康太の直接FKで2点を奪い、追い付く。試合は2-2の引き分けとなった。
鹿島アントラーズは23分、PKでサガン鳥栖に先制されるも、28分にPKで同点とする。さらに41分、CKをDF昌子源が頭で押し込んで逆転に成功。2-1で鹿島が勝った。
ヴァンフォーレ甲府は38分にMF堀米勇輝のゴールで先制。この1点を堅実な守備で守り切り、1-0で神戸を下した。甲府は今季アウェイ初勝利、神戸はリーグ戦3連敗。
ガンバ大阪はアウェイで横浜F・マリノスと対戦。64分にMF堂安律の2試合連続ゴールで先制したG大阪は、横浜FMの反撃をしのぎ、1-0で勝利を収めた。
セレッソ大阪と川崎フロンターレの対戦は、前半終了間際に川崎FがPKを獲得するも、FW小林悠がこれを外してしまう。0-0のまま迎えた67分、MF清武弘嗣の絶妙なパスに反応したMF山村和也のゴールでC大阪が先制。終盤にも1点を加えたC大阪が2-0で川崎Fを下した。
試合結果は以下の通り。
明治安田生命J1リーグ第9節
4月30日
清水エスパルス 0-3 ベガルタ仙台
アルビレックス新潟 0-1 柏レイソル
大宮アルディージャ 1-0 浦和レッズ
FC東京 1-0 サンフレッチェ広島
ジュビロ磐田 2-2 北海道コンサドーレ札幌
鹿島アントラーズ 2-1 サガン鳥栖
ヴィッセル神戸 0-1 ヴァンフォーレ甲府
横浜F・マリノス 0-1 ガンバ大阪
セレッソ大阪 2-0 川崎フロンターレ