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「大変苦しい思いをさせた」磐田社長がJ2降格を謝罪。「必ず来年J1に戻る」と断言もブーイング止まず

ジュビロ磐田は30日の明治安田生命J1リーグ第33節で名古屋グランパスに2-1で勝利したものの、16位の湘南ベルマーレが勝利したため、1試合を残してのJ2降格が決まった。試合後に小野勝代表取締役社長が、代表挨拶でファン・サポーターへ謝罪の言葉を述べた。

16位以下が確定している磐田は、勝たなければならない状況で今節を迎えた。22分に松本昌也が先制弾を奪ったものの、前半のうちに名古屋に同点に追いつかれてしまう。それでも71分に大久保嘉人が起死回生の勝ち越しゴールを奪取。試合はそのまま終了し、磐田が2-1で勝利を収めたものの、16位の湘南がサンフレッチェ広島に1-0で勝利したため、両者の勝ち点差は4のまま変わらず。最終節を残して磐田の17位以下が確定した。

試合後に代表挨拶を行った小野社長は、「湘南が広島に勝ったことにより、我々のJ2降格が決定してしまいました。クラブを代表して大変申し訳ありません」と謝罪。そのうえで「今年1年間いろんなことがあり名波監督の辞任、鈴木秀人監督の体調不良による監督交代、最後はフベロ監督が頑張りながらここまでチームを引っ張ってくれましたが、申し訳ありません。J2に降格することになりました」とファン・サポーターへ報告した。

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クラブとしては2度目の降格の憂き目に遭ってしまった磐田だが、同社長は「必ず来年J1に戻ってまいります」と言い切り、「そのために皆さん、大変だとは思いますが、本当に後ろから何とか我々を押していただきたく、よろしくお願いします」と変わらぬ声援を懇願した。

しかし、ヤマハスタジアムには「このクラブの強化の責任はどこにあるのか」という横断幕が掲げられ、社長のスピーチに対しては終始大ブーイングが鳴り響く異様な雰囲気に。

小野社長は最後に「今年はそういう意味では皆さんにも大変苦しい思いをさせたと同時に、ここにいるチームスタッフ、選手も非常に心のなかに難しいものを抱えながら戦ってまいりました」とし、「彼らは最後まで懸命に走りきりました。彼らにはなんとか温かい拍手でなんとか称えてやってほしいです。来年間違いなく戻ってきます。応援よろしくおねがいします」と述べてスピ―チを締めくくった。

磐田は今季、開幕5戦未勝利でスタートすると、不振が続いたことも影響し、6月30日の第17節・川崎フロンターレ戦をもって名波浩監督が辞任。後任に鈴木秀人ヘッドコーチが昇格したものの、体調不良によりわずか1カ月半で契約解除となり、小林稔ヘッドコーチが暫定的に指揮を執る状況に。

その後、スペイン人のフェルナンド・フベロ監督が就任し、直近2連勝と盛り返したものの16位に届かず。かつてJリーグを席巻したサックスブルーが、2013年の初降格に続いて2度目のJ2降格となってしまった。

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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