2017-08-03-oita-sakai©J.LEAGUE PHOTOS

大分トリニータMF坂井大将がベルギー2部へ期限付き移籍…新天地は韓国系クラブ

大分トリニータは3日、U-20日本代表MF坂井大将がプロキシマス・リーグ(ベルギー2部)のAFCテュビズへ期限付き移籍することを発表した。移籍期間は2018年6月30日までとなる。

現在20歳の坂井は大分の下部組織出身で、2014年に2種登録として選手登録される。同年7月の天皇杯2回戦・ヴェルスパ大分戦で公式戦デビューを果たすと、同試合でクラブ公式戦最年少得点を記録。翌年にトップチームへ昇格すると、同年5月のJ2リーグ第16節ギラヴァンツ北九州戦でクラブでのリーグ戦初出場を飾った。しかし、今季は出場機会に恵まれず、リーグ戦4試合の途中出場にとどまっていた。また、世代別日本代表でも活躍しており、5月に行われた2017 FIFA U-20ワールドカップ 韓国では主将も務めた。

坂井はクラブを通じて以下のようにコメントしている。

「この度、ベルギー2部のAFC Tubizeというチームに期限付き移籍することになりました。僕自身、中学のときからいるトリニータを離れるという決断はすごく悩みました。また、シーズン途中での移籍となり、今シーズン最後までみんなと共に闘えず、チームを離れることは本当に申し訳なく思っています。しかし、言葉も文化も違う環境に身を置き、一回りも二回りも成長して心・技・体たくましくなって、大分に帰ってきたときに、大分がまたJ1で輝き続けるチームにできるようベルギーで成長してきます。大分を離れるのは寂しいですが、大分トリニータのJ1昇格を心から願っています。ファン・サポーターの皆さん、ベルギーで成長した姿を見せられるように、僕は僕らしく頑張ってきますので、これからも応援よろしくお願いします!」

なお、坂井が移籍するAFCテュビズは2014年に韓国のスポーツマーケティングビジネス企業『スポーティズン』が買収。これまでMF黄辰成(元京都サンガF.C.、ファジアーノ岡山)、MF南昇佑(元ジェフユナイテッド千葉)らが所属したほか、かつてベガルタ仙台に所属した元韓国代表の金殷中氏がコーチを務める。

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