大一番控える仏代表だが…バイエルンがリュカの招集拒否へ。主将も大ケガで離脱

フランス代表に選出されたDFリュカ・エルナンデスだが、所属するバイエルン・ミュンヘン側は招集を拒否する考えのようだ。

EURO2020出場へ向け、予選を戦うフランス。現在グループHで2位（勝ち点15）につけるワールドカップ王者は、11日に3位アイスランド（同12）、14日には首位トルコ（同15）との直接対決が控えており、本戦へ向け非常に重要な連戦が控えている。

そんな中でディディエ・デシャン監督は、先日代表メンバーを発表。負傷中のポール・ポグバが招集外となった一方で、キリアン・ムバッペやエンゴロ・カンテがメンバーに復帰している。

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今回のメンバーには、直近2試合を膝の負傷で欠場していたリュカも招集されていた。しかし、バイエルンは代表チームに送り出すつもりはないようだ。ハサン・サリハミジッチSDが語っている。

「選手の状態が良くなく、負傷していることを代表チームへ通知するつもりだ。それから医師が話す。我々の視点があり、選手に対する義務がある。選手がケガと診断された場合、プレーできないことは明らかだ」

次の試合

『FIFA』加盟国による国際Aマッチでは、各国協会に選手の拘束力があるため、各クラブは派遣義務を伴っている。しかし、バイエルン側はリュカがプレーできるコンデイションにないために、招集を拒否するつもりのようだ。

なおフランスでは、5日の試合で主将GKウーゴ・ロリスが肘脱臼の重傷を負ったためにメンバーから外れ、リールGKマイク・メニャンが代わりに招集されるなど、主力選手の離脱が相次いでいる。