アーセン・ヴェンゲル監督は、アーセナルを率いてから通算700勝目を達成している。
20年以上にもわたりアーセナルの指揮を執るヴェンゲル監督のクラブでの初勝利は1996年のブラックバーン戦。そして11日、シュコドラン・ムスタフィ、ピエール=エメリク・オーバメヤン、ヘンリク・ムヒタリアンのゴールで3-0でワトフォードに勝利し、通算勝利数を「700」の大台にのせた。
また、メスト・エジルがリーグ史上最速となる141試合目で50アシストを記録し、ペトル・チェフはプレミアリーグ通算200回目のクリーンシートを達成。さらに、アーセナルにとってホームゲームにおける1000ゴール目が生まれるなど、記録づくめの試合となった。両選手の記録達成を受けて、ヴェンゲル監督は惜しみない賛辞を送った。
「ここでPKを止めるまでに彼(チェフ)は長い間待たなければならなかったが、(トロイ)ディーニー相手にセーブするなんて今日はとても幸運に恵まれていた。この1週間は彼にとってまさに地獄から天国への生還だったと言えるだろう。彼の謙虚さと責任感、それにモチベーションと賢明さをこの試合で目の当たりにできた」
また、エジルについて「彼はネガティブなことを言われてきたが、それを乗り越えられたと信じている。今の時代、選手たちは以前よりも心身ともに強靭になる必要があると思う」と同選手の批判を跳ね返すだけのメンタリティを称えている。




