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ブンデスリーガ

名GKエンケの死から10年、今節のブンデスでは試合前に黙祷…古巣ハノーファーでは追憶の特集も

10:33 JST 2019/11/11
2019-11-10 2008 ENKE Robert
2009年11月10日、ハノーファーに所属し、現役ドイツ代表でもあったエンケが自らの命を絶った。あれから10年、ドイツ各地で改めて名GKの早世を偲ぶ機会が設けられている。

ブンデスリーガ第11節の各試合では、キックオフ前に黙祷が捧げられている。

これは2009年11月10日、自ら命を絶ったハノーファーのドイツ代表GKロベルト・エンケの急逝を偲ぶもの。そして、死後設立されたエンケ財団が進めている、うつ病に対する啓蒙活動を幅広く知ってもらうために行われている。

バイエルンvsドルトムントの“デアクラシカー”でも試合前には黙祷が行われ、試合前にはエンケの未亡人、テレサさんの映像もビジョンで流され、うつ病に対する偏見をなくすことの大切さを説いた。

また、エンケの最終所属先となったドイツ2部ハノーファーも、公式メディアを通して特集記事を展開。かつての守護神エンケの早世を惜しんでいる。

「今から10年前、ハノーファーの主将であり、ドイツ代表GKでもあったロベルト・エンケは、自らの人生にピリオドを打ちました。10年ほどの歳月が経とうとしても、あなたがいきなりいなくなってしまった喪失感は、今でも心が締め付けられるようにつらい」

「彼はビッグクラブで失意のどん底に陥り、スペイン2部から母国に戻ってきて復活。ドイツ代表としてゴールを守った。冷静でありながら大胆かつ力強いセーブは今でも忘れられない。その間、愛娘ララちゃんを亡くすという、愛する人を失ったことに苦しんでいた」

ハノーファーはエンケの死について「10年が経過し、エンケはどんな優れたストライカーよりも、強大な相手と戦っていたことを私達は知っている。彼がうつ病に苦しみ、結果的に自ら命を絶つという選択をしてしまったことは残念だが、その病気と戦うことの重要性を現代社会に知らしめた」と続け、うつ病に対する啓蒙活動の重要性を強調した。

1977年生まれのエンケは、故郷イェーナのカールツァイス・イェーナでキャリアをスタートさせ、ボルシアMG、ベンフィカを経て2002年にバルセロナに入団。しかし、バルセロナではルイ・ファン・ハール監督(当時)に冷遇され、フェネルバフチェやテネリフェへのレンタルを経験した後、2004年からハノーファーでプレーしていた。

ハノーファーでは改めて評価を高め、2010年の南アフリカ・ワールドカップを前にドイツ代表の正GKとして期待を寄せられる存在となっていた。だが、前年の2009年11月10日、走行する特急列車に身を投げ、自ら命を絶った。享年32歳。その2日前にはブンデスリーガ第12節ハンブルガーSV戦(2-2のドロー)でフル出場を果たしたばかりだった。

生まれつき心臓に障害を持って生まれた愛娘ララが早逝(享年2歳)したことにより、エンケはキャリアの晩年、うつ病に悩まされていたという。

エンケがこの世を去って10年が経過。名GKの早すぎる死は、今では現代社会における大きな問題、うつ病や自殺防止について、理解を広める役割も担っている。

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