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名古屋MF青木亮太、クラブ記録に並ぶ5戦連発も「記録よりチームが勝てるように」

明治安田生命J2リーグ第29節が20日に行われ、パロマ瑞穂スタジアムでは、3位の名古屋グランパスと2位のアビスパ福岡が対戦した。試合は3-1で名古屋の勝利。名古屋と福岡の勝ち点差は3に縮まった。この試合で5試合連続ゴールを達成した名古屋MF青木亮太に話を聞いた。

1-1で迎えた61分、MFガブリエル・シャビエルのヒールパスを受けたDF秋山陽介がグラウンダーのクロスを供給。これに反応した青木が右足で合わせてゴールネットを揺らした。この瞬間、クラブ記録に並ぶ5試合連続ゴールを達成。ウェズレイ、ケネディ、玉田圭司、川又堅碁の記録(いずれもJ1)に並んだ。

青木はこのシーンを「後半が始まる前、クロスを上げる時にマイナスのところがフリーになるという話があった。そこで待っていたら、秋山選手からいいボールが来たので、ふかさずに当てられて良かった」と振り返る。しかし、記録達成については「チームの勝ちにつながるプレーを常に意識してやろうかなと。連続得点という意識よりも、毎週、点を取るイメージでやっている。記録がどうとかよりは、チームが勝てるようにプレーしたい」と、自身の得点よりもチームの勝利が重要との認識を示した。

青木のゴールと連動してか、チームも5連勝を達成。直近4試合で合計19得点と高い攻撃力を見せている。その一方で、福岡戦の直前3試合は合計で9失点。福岡戦でも1失点を喫したが、それでも守備の改善に手ごたえを感じているようだ。「自分たちがボールを持っている時間が長かったので、守備の時間が減った。あそこまで押し込めていれば、少し早く切り替えれば、すぐボールを取れる状況だった」と納得の表情を見せる。

さらに「ボールを持っている時間をもっと長くできるように、しっかりと日々の練習からやっていきたい」と続ける。また、「僕自身もゴールを決めただけで、いいシーンが作れていない。そういうところを、もっとやっていきたい」と、向上心も忘れない。

チームの成績については「少しずつ上のチームとの差が縮まってきている。ここで勝てればチームの流れも良くなりますし、逆に負けていたら流れに乗れない状況になったかもしれない。ここで勝てたのは良かった」と、チームの勝利を喜んだ。

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