2017-11-26-taguchi.jpgGetty Images

名古屋MF田口泰士、自身の同点弾に言及「もちろん相手が抗議をするのは分かる」

J1昇格プレーオフ準決勝が26日に行われ、名古屋グランパスがジェフユナイテッド千葉を4-2で下し、決勝進出を果たした。この試合で同点弾を挙げた田口泰士がゴールシーンを振り返った。

前半終了間際に1点を先行された名古屋は、迎えた61分、シモビッチのパスの跳ね返りを拾った田口がドリブルで切り込んでフィニッシュ。これが決まり、同点に追いついた名古屋は、その後シモビッチがハットトリックをマーク。終わってみれば4-2とダブルスコアをつけて逆転勝ちを収めた。

「前半終了間際に失点してしまい、苦しい展開になったんですけど、しっかりとハーフタイムに全員で意思を統一して立て直すことができた」と、ハーフタイムで修正し、後半に息を吹き返すことができたと話す田口。

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自身のゴールシーンについては「あの得点もチームで取ったもの。そこから自分たちのサッカーができた」と、自ら決めた同点ゴールを機に、流れを引き寄せたと自負する。

しかし、田口が決めた同点ゴールについては、様々な議論を呼び起こしている。ゴール直前にシモビッチが放ったパスの跳ね返りが田口の手に当たったのでは?と、千葉の選手が猛抗議。しかし、判定は覆らずゴールが認められた。これについて田口は「もちろん相手が抗議をするのは分かる」と、千葉の心情を理解した。

千葉相手には今シーズン「もう2敗しているので、チームとしても個人としても必ず勝ちたいと思っていた」と強い気持ちを見せ、「とにかく結果をしっかりと出すことができて良かった」と安堵の表情を浮かべた。

しかし「今日の勝利は今日まで。次で勝って結果を出さないと意味ないんで、しっかりと切り替えてまた1週間準備したい」と、早くも12月3日に行われる決勝に向けて気持ちを切り替えていた。

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