名古屋MFガブリエル・シャビエル、3得点に絡む活躍も「もっとフィットしたい」と意欲

明治安田生命J2リーグ第29節が20日に行われ、パロマ瑞穂スタジアムでは、3位の名古屋グランパスと2位のアビスパ福岡が対戦した。試合は3-1で名古屋の勝利。名古屋と福岡の勝ち点差は3に縮まった。3得点全てに絡む活躍を見せた名古屋MFガブリエル・シャビエルは試合後、チームについて語った。

名古屋は11分に先制されるが、19分に同点とする。G・シャビエルのCKにMF青木亮太がヘディングシュート。そのこぼれ球をFWシモビッチが押し込んだ。さらに61分、G・シャビエルのヒールパスが起点となり、青木がゴール。78分の3点目は、G・シャビエルのCKにDFイム・スンギョムがダイレクトで合わせて生まれた。CKから2得点を演出したが、G・シャビエルは「普段のトレーニングでやっていることを生かせた」と振り返る。

チームに加入して約1カ月。G・シャビエルは“欠かせない存在”となりつつある。ゴールを決めた青木も「攻撃の部分で、キープして時間を作ってくれるため、全員が前でボールを受ける回数が増えています。すごく前にいて助かります」と話すなど、チームメイトからの信頼も厚い。G・シャビエルも「試合に勝つことで自信を深められている」と、チームメイトとの連携に手ごたえを感じている様子。「チームワークが大事なので、もっと協力して、フィットしたい」と、さらなる意欲を見せた。

G・シャビエルは「今日の試合が本当に重要」と理解した上で、勝利に貢献できたことを「本当に幸せに思います。みんなが協力いてくれて、みんなの力があって成し遂げられたことです。チームメイトに感謝しています」と語る。そして「自分たちが勝利できたので、しっかりと休んで、この先の試合でも、上位との差をさらに縮めていきたい」と、すでに気持ちを切り替えていた。