明治安田生命J2リーグ第37節が10月15日に行われ、パロマ瑞穂スタジアムでは名古屋グランパスと湘南ベルマーレが対戦した。試合は3-2で名古屋の勝利。試合後、名古屋のFW玉田圭司が逆転勝利を振り返った。
玉田は同点の54分、MF田口泰士が放ったダイレクトのシュートに足を出してコースを変え、決勝点となる勝ち越しゴールを奪った。「ここにボールが来るかなと思ったら来た。泰士はシュートを打ったと思うんですけど、うまく角度を変えて決められました」と、2試合連続ゴールに納得の表情だ。
自ら「大事な得点だった」と振り返るように、首位チームを下して大きな勝ち点3を手にした名古屋。「相手が湘南ということもあって、気合は入っていました。他のチームに勝つのと変わりはないですけど、一人ひとりが自信を持てると思うので、次につながるかな」と、この勝利の意義を語った。
しかし一時は逆転を許す展開。「相手が考えている中でプレーしてしまっている。相手の思考以上のプレーをすること。裏をつくとか、気の利いたプレーをするとかね。そういうプレーでリズムって変わってくると思うし、相手が後手に回っていくと思う。そういうプレーができなかったかな」とチームの課題を指摘するも、「課題があるほうがいい。それをチームとしてどうやっていくかが大事になると思います」と前向きに語る。
「こういうチームとやるのはすごく楽しいけど、その中で勝っていくことが大事。しっかりと修正して、俺たちがもっとサッカーを楽しめるようになれればいいなと思います」と、玉田はこれからも理想のサッカーを追求していく。
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