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名古屋FW佐藤寿人、4得点白星も「褒められるスコアではない」…試合運びの悪さを指摘

明治安田生命J2リーグ第28節が16日に行われ、町田市立陸上競技場ではFC町田ゼルビアと名古屋グランパスが対戦。試合は4-3で名古屋が勝利を収めたものの、名古屋FW佐藤寿人は攻守の両面に課題があると話す。

名古屋は5分に先制されるも、前半で3得点を挙げ、3-1で後半を迎える。63分に佐藤が交代で退くと、そこから2失点。最終的に、MFガブリエル・シャビエルが後半アディショナルタイムに直接FKを沈め、辛くも白星をつかんだ。

G・シャビエルのゴールについて佐藤は「個人のスーパーな力」と絶賛。「そういうものも必要になる」としつつも、「3-1の時点で、もっとチームとしてボールを保持し、チャンスを作って得点を奪っていく」ことが可能だったと、試合運びの悪さを指摘する。4-3での勝利についても「褒められるスコアではない」「3-1のまま、次の4点目を取る」ことが絶対に必要だと、渋い表情を見せた。

名古屋は直近3試合で合計16得点を挙げている。「追いつかれても取り返せる」という自信になっているのでは。その問いにも「1点取るのは決して簡単ではない」と厳しい。ただし、「攻撃の部分でチームとして非常にいい状態になってきている」と、大量得点がポジティブな効果をもたらしていることは認める。

一方、直近3試合で合計9失点は、褒められる結果ではない。失点の原因をたずねると、佐藤は「自分たちがボールを保持する時間帯でミスが生まれた」ことが一番の問題だと回答する。「攻撃をしっかり完結させないと、守備の時間が長くなってしまう。攻撃の時に何ができるかをもっと考える」必要があり、解決方法は「全員で修正しなければ」と話す。

さらに「今日は勝ったからこそ、そう言えますが、これで引き分けていたら、こんな前向きな言葉を発することはできない」と気を引き締めた。

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