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名古屋FW佐藤寿人、大量得点も失点に不満「守備を改善しなければいけない」

明治安田生命J2リーグ第27節が8月12日に豊田スタジアムで行われ、名古屋グランパスと松本山雅FCが対戦した。試合は5-2で名古屋の勝利。試合後、名古屋のFW佐藤寿人が好調な攻撃陣について語った。

佐藤は1点をリードした35分に青木亮太の折り返しを押し込んで追加点を挙げると、66分にもガブリエル・シャビエルから受けたボールをゴール右に沈めて2ゴールを挙げた。チームも前節の愛媛FC戦に続いて大量得点を挙げ、リーグ戦3連勝を飾った。佐藤は自身の得点について「チームの攻撃をやっていく中で、僕がフィニッシュをしたというだけ。攻撃は少しずつ形になってきているし、攻撃の数自体が増えてきている。シャビ(ガブリエル・シャビエル)が入ったというのもそうですし、(青木)亮太なんかも生き生きとプレーしている。チームとして攻撃が良くなってきているので、守備ももっと改善しなければいけないです。できればセットプレーでの得点も与えないようにしたい」とチームの攻守について総括した。

チームとして得点を量産する一方で愛媛戦では4失点、この試合でも2失点と守備では課題も多い。「得点を多く奪うに越したことはないですけど、やはり失点を抑えたい。1点を争うゲームで安易に失点してしまうと厳しいので。セットプレーも含めて相手に隙を与えず、我慢し続けていれば自分たちは1点を取れる。接戦では得点力はもちろん、守りきる力も両方大事」と失点を減らす重要性を強調。「まあこれからじゃないですかね」とチームのさらなる飛躍に期待を持たせた。

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