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名古屋・風間八宏監督、3ゴール快勝も「自分たちがボールを持てるという錯覚」を指摘

明治安田生命J2リーグ第36節が10月7日に行われ、維新百年記念公園陸上競技場ではレノファ山口FCと名古屋グランパスが対戦。試合は3-1で名古屋が勝利を収めた。しかし、名古屋の風間八宏監督は、試合運びに課題があると指摘する。

「どちらのチームに主導権が転がってもおかしくない時間帯があった」と話す風間監督。具体的には何が問題だったか。前半は2-0と名古屋のリードで終えたが、「前半については『自分たちがボールを持てる』という錯覚ですね。それによってスペースに持ち出した。相手が全員、ワンタッチ、ツータッチで速いパス回しに付いてこられなかった場面で、逆にスピードを落とすことでやらしてあげた」と話す。

後半についても「自分たちで後ろのパスがすごく多くなった。自分たちで相手に勢いをつけてしまった」と分析。「もっともっと自分たちのリズムで、あるいは時間でできた」と、選手たちに「相手が的を絞らせないだけのパス回しの速さ」を発揮することを求めた。

しかし、これで3連勝。直近3試合で13得点と、攻撃陣が調子を上げていることは間違いない。風間監督も「そういうトレーニングをしてきた。元から持っている質もあるので、期待している通りに動いている」と、ゴール前で高いパフォーマンスを発揮する攻撃陣に満足しているようだ。

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