名古屋グランパスは14日、名古屋市内で新体制発表会を開催。新加入のブラジル人ストライカーのジョーが日本の印象、新シーズンへの抱負を語った。
元ブラジル代表のジョーは、イングランドのマンチェスター・シティやトルコのガラタサライ、UAEや中国のクラブを渡り歩き、昨季12年ぶりに復帰したコリンチャンスで34試合・18得点をマーク。クラブの優勝に貢献し、自身も得点王とMVPに輝いた。
「皆さんが期待しているゴールを取ることは重要な仕事」と、ゴールへの執着心をむき出しにするジョーは「より自分のサッカーを磨いて良いプレーをしたい」と抱負を語る。Jリーグのレベルについては「テクニックとスピードはすごく高いレベルでサッカーをしている。自分が中国のチームでプレーしていたときにACLで戦った日本のチームは、スピードとテクニックに関してはすごくびっくりした」と語り、「ブラジルでやっていたサッカーとは、テクニックとスピードの面で違う」と昨季にプレーしたブラジルリーグとの違いを説明。
まだ見ぬ世界へ足を踏み入れるのは勇気のいることだが、ジョーは「日本でプレーしていた選手の友だちに良い話をいっぱいしてもらいました。日本が良いというのは知っていた」と日本への好印象を口にする。
日本で興味のあるものは「日本食」とジョー。「ロシアで初めて食べた日本食がおいしかった。やっと本場で食べれるのは嬉しい。本場でしか味わえないものをいっぱい食べていきたい」。日本食のお気に入りは？と質問されると「寿司」と満面の笑顔で答えた。
「毎日毎日練習を積み重ね、このチームの一員としてもっともっと頑張って、みんなのためにタイトルを目指して頑張っていきたい」
「戦車」のジョーがJリーグに、名古屋に大旋風を巻き起こす準備ができている。