日本代表は7日にキリンチャレンジカップ2017でシリア代表と対戦した。試合はシリアに先制されたものの、58分にMF今野泰幸(ガンバ大阪)が同点ゴールを決めて1-1で引き分けた。
DF吉田麻也は「良くない点はたくさんあった」と振り返りながら、ネガティブには捉えていないことを明かす。
失点シーンでは、日本代表の実戦では初めてコンビを組む昌子源との間に入り込まれ、頭で合わされた。吉田は代表とそれぞれ所属しているクラブの間でズレがあることを認め、そのすり合わせに向け、一歩踏み出すことはできたと前向きに話している。
「やっぱりどの選手も自分のチームのやり方に慣れているので、そこをすり合わせていかなきゃいけないのが代表チーム。今日もそこでのズレはもちろんありましたし、オフサイドをかけるのかかけないのか、いつ前に出るのか出ないのか、そこは今日結構僕の中では(昌子の所属する)鹿島はこんな感じなんだろうなってイメージはできました」
さらに、13日に控えるイラク戦に向けて「誰が出るか分かんないですけど、また源と組む時はさらにいいものを作り上げられるように。そのための今日の試合でもあるので、良いところももちろんあったし、変えなきゃいけないところも沢山あったし、そういうのが浮き彫りになっただけでもよかったんじゃないかと思います」と語った。
ホームでドローという結果から前向きな要素を見出した吉田。負けられないイラク戦で結果に繋げることはできるのだろうか。
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