サウサンプトンのFWチャーリー・オースティンが、危険なプレーにより3試合の出場停止を科されたことが分かった。
23日の1-1のドローで終わったサウサンプトン対ハダースフィールドの一戦にオースティンは先発で出場。24分に先制点をマークした同選手だが、32分に左足で相手GKのヨーナス・レッスルの顔面を踏みつけてしまう。レッスルは鼻を負傷するも、その場面を目撃していない主審はオースティンに対して警告すら提示せず。
試合後、ハダースフィールドのデイビッド・ワグナー監督は「故意に相手を傷つけようとする選手はいないと思うが、あの場面は意図的なもののように映った。あれは非常に危険なプレーだ」とオースティンのプレーに怒りを爆発させていた。
イングランドサッカー協会(FA)は後日、オースティンのプレーを暴力的な行為とみなし、3試合の出場停止処分を科すことを決定。これにより、同選手はトッテナム戦、マンチェスター・ユナイテッド戦、クリスタル・パレス戦に出場できない。
しかし、オースティン自身は、この試合の終盤にハムストリングスを負傷。サウサンプトンのマウリシオ・ペジェグリーノ監督によれば、最低でも2週間程度の離脱を余儀なくされるようだ。
負傷した上に3試合の出場停止を科されたオースティンだが、今シーズンはリーグ戦で6ゴールを挙げる活躍を見せている。チームのトップスコアラーを起用できないサウサンプトンは、年末年始の過密日程を乗り越えられるのだろうか。


