サウサンプトン吉田麻也が、プレミアリーグ第9節ウェスト・ブロムウィッチ戦のFWソフィアン・ブファルの決勝点についてコメント。マウリシオ・ペジェグリーノ監督の“狙い通り”のゴールだったと語っている。『Daily Express』が伝えた。
サウサンプトンは21日に、ホームでウェスト・ブロムウィッチと対戦。試合を支配するもなかなか得点を奪えなかったが、81分に途中出場したブファルが自陣からドリブルで持ち運んで1人でゴールを決めてみせた。結局これが決勝点となり、サウサンプトンはリーグ戦4試合ぶりの勝利をあげている。
昨シーズン、当時のクラブ史上最高額となる1600万ポンドという移籍金でリールから加入したブファル。しかし、これまで先発出場はわずか1試合。出番の少なさから、ペジェグリーノ監督に不満を漏らしていたというモロッコ代表FWだが、出場わずか9分で結果を残してみせた。
吉田によると、見事な個人技で奪ったブファルのゴールは、すべて指揮官の“狙い通り”だったという。自身もクリーンシートに貢献した日本代表DFは、「監督のプラン通りだった」と語っている。
「攻撃的なサッカーをして、試合を支配していました。そしてレッダース(ネイサン・レドモンド)とソフィアンを入れて違いを作るつもりでした。後半はオープンになって、中盤にスペースができていました。彼らのような選手にスペースを与えれば、望むようなプレーができますね」
「監督が求めていたことだし、ソフィアンは自身のクオリティを示しました」
得点力不足に喘いでいたサウサンプトンだが、指揮官の狙い通りの展開で3ポイントを獲得できたようだ。




