31歳で急死したフィオレンティーナ主将DFダヴィデ・アストーリに対し、イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンや、ローマ幹部のフランチェスコ・トッティらからメッセージが届いた。
イタリア代表DFは4日朝、遠征先のウディネのホテルにて朝食の席に現れず、不審に思ったスタッフが部屋を訪れると心肺停止状態で発見された。その後、死亡が確認され、4日以降に予定されていた今節のセリエAおよびセリエB全試合の延期が決定された。
■ブッフォンが「特例」でメッセージ
アストーリとイタリア代表の同僚だったブッフォンは4日、インスタグラムを更新して長文を綴り、31歳DFの突然の死を悼んだ。
「チャオ、新愛なるアスト、個人について僕が自分の気持ちを公に話すことはほとんどない。相互の信頼関係や愛情、唯一無二の友情の美しさが、そういった関係を尊重できないデリカシーのない人間に利用されて欲しくなかったからだ」
「だが君のケースについては特例としたい。若い奥さんがいるし、ご家族は苦しんでいるだろう。特にまだ小さい娘さんもいる。彼女には、パパがあらゆる点で立派な人、本当に立派な人だったのだと知ってほしい。君は古き良き時代を代表するような人だった。エレガントで礼儀正しく、他者を思いやり、隣人をリスペクトしていた。本当に素晴らしい。僕が出会った中でも、君は最高のアスリートの1人だよ。ご冥福を祈ります。君の事が大好きなジジより」
■トッティもショック、ラニエリは喪章
また2014-15シーズンにローマで同僚だったトッティもショックを隠せない。4日、ツイッターを更新し、コメントを残した。
「悲劇を知り、ショックを受けている。信じられないし、言葉も出ない。ダヴィデ・アストーリのご家族、友人の皆さん、心からおくやみ申し上げます」
アストーリに対し数多くの戦友からメッセージが届けられたほか、ナントのイタリア人指揮官クラウディオ・ラニエリは、4日に行われたリーグ・アン第28節マルセイユ戦(1-1)において、コートの上から喪章を巻いて臨んだ。




