2017-12-07-genki-haraguchi(C)Getty Images

原口元気、ドルトムント戦はメンバー外に…ヘルタ監督「練習でアピールしているが…」

ヘルタ・ベルリンに所属する日本代表FW原口元気は、19日に行われるブンデスリーガ第19節のボルシア・ドルトムント戦に向けたメンバーに含まれず。しかし、パル・ダルダイ監督は「(ファーストチームから)そう遠いわけではない」とコメントしている。

今シーズンいっぱいでヘルタとの契約が満了となり、1月の放出候補と見られていた原口だが、前節シュトゥットガルト戦に続きドルトムント戦もメンバー外に。ダルダイ監督は18日の会見で、今後数日間にわたって原口は他選手5人とともにU-23チームの練習への参加を命じたことを明かしている。

そして取材陣に原口の状況について問われた同監督は、次のように返している。

「(ファーストチームから)そう遠いわけではない。エッシー(アレクサンダー・エスヴァイン)、(マッシュー・)レッキー、そしてゲンキらはタイプの似たプレーヤー。レッキーの方が得点力を示したかもしれないが、エッシーも少し遅れながら調子を上げたし、ゲンキに関しても出場したときには良いパフォーマンスを見せてくれた。練習でも毎日アピールしている」

「だが、私はプランを持って試合に臨まなければいけないし、様々な状況に反応できなければいけない。右SBのミッチェル・ヴァイザーがケガした場合、(ペーター・)ペカリクを投入したり、ボランチが負傷交代となった場合のために、他のボランチをベンチに置かなければならない。練習が良かったからと言ってウィングを6人ベンチに座らせるわけにはいかないからね」

ハンガリー人指揮官はまた原口らを下部の練習に送り出した理由についてこのように語った。

「本日は最終調整となるが、(トレーニングの内容として)スプリントが少ないし、緊張感も低い。明日の試合でメンバーから外す決断は練習のパフォーマンスによるものではなく、彼らに働いてもらうために下したものだ。土曜日にはU-19チームの試合、日曜日にはU-23試合が行われるが、それぞれに何人かが出場することになる」

「大事なのは、彼らにある程度の負担があることだ。そうしたら、ハラグチを起用することになった場合、バイエルン・ミュンヘン戦で見せたような最高なパフォーマンスを見せられる。練習も試合勘も常に備えているからだ。最終調整に参加しても試合には出なかったら、いきなり好パフォーマンスを出すのは難しいのでね」

ここに来て古巣の浦和レッズに復帰する可能性が報じられる原口だが、ダルダイ監督はその去就については触れず。逆に、今後にまたチャンスを与える可能性をうかがわせた。

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