原口元気が左太もも裏の違和感で別メニューに…日本代表は全24選手が集合

キリンチャレンジカップ2017に向けて愛知県内で合宿中の日本代表は3日、ニュージーランド戦の試合会場となる豊田スタジアムで練習を実施。この日からようやくヨーロッパ組を含めた全選手が集合し、24人でトレーニングをスタートさせた。

だが、約8分間の全体ミーティングを終えてランニングを開始したところで、原口元気（ヘルタ・ベルリン）が左太もも裏を押さえて自ら隊列を離脱。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督と話し合った後、練習を切り上げてロッカールームへ。原口はスタジアム入りした直後からコーチ陣と渋い表情でコミュニケーションを取り、練習中も軽めのランニングながら厳しい顔つきで体を動かしていたが、自分自身で状態を確認した結果の判断になったようだ。

日本サッカー協会広報によると、左太もも裏に違和感を覚えたため、大事を取って別メニュー調整を選択。現時点では病院へ行く予定もないとのことで、このまま回復を待つことになりそうだ。

原口は1日に行われたブンデスリーガ第7節でリーグ5連覇中の王者バイエルン・ミュンヘン相手に見事なドリブル突破からオンドレイ・ドゥダのゴールをアシスト。今季リーグ戦で初めてスタメンに名を連ねた試合でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれるほど強烈なインパクトを残し、今回のキリンチャレンジカップでも活躍が期待されていた。

文＝青山知雄