ヘルタ・ベルリンに所属する日本代表FW原口元気が2016-17シーズンを総括し、代表戦への意気込みを語った。
原口は2016-17シーズン、公式戦34試合に出場して1ゴール2アシストを記録。ブンデスリーガで6位に入ったチームのヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献した。一方で、第9節までは全試合にフル出場を果たすなど、シーズン序盤は好調だったものの、その後は途中出場が増え、昨シーズンの2ゴール3アシストという数字を上回ることはできなかった。28日に帰国した原口は以下のような反省点を語った。
「力が足りないところもあったと思うし、やはり1年間通してパフォーマンスを下げない、むしろ上げていくような努力をもっと上手くできたんじゃないかなぁっていうのを、今振り返ってみると感じますね」
一方で、「良いときっていうのは例年以上に自分の良さを出せるような感じが出てきた」と手応えがあったことについても触れ、「それをどれだけ継続できるかどうか」という点を来季の課題として掲げた。
また、シーズン後半戦については「足踏みしたかもしれないですけど、次に活かせそうな半年にはなったと思います」とポジティブに振り返っている。
原口は日本代表として6月7日にシリア戦(キリンチャレンジカップ)、同13日にはイラク戦(ロシア・ワールドカップアジア最終予選)を迎えるが、「イラクに勝つことだけを考えて、自分自身のコンディションであったり、イラクでどれだけできるかっていう所を意識してやっていきたいと思います」と意気込みを語った。
また、ドイツ誌『キッカー』でプレミアリーグに昇格するブライトン&ホーヴ・アルビオンとの交渉開始が報じられるなど、去就が注目されている原口だが「チャレンジしたい気持ちと、ヘルタでまだまだ成長できるのではという気持ちの両方がある。イラク戦へしっかり集中して、その後に考えます」と話すにとどめた。
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