■J2・4位の徳島と6位山形との対戦
2週続けて鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムを訪れる。J2・4位の徳島は、先週のJ1参入プレーオフ1回戦で5位のヴァンフォーレ甲府と戦い、1-1のドローで2回戦に進んでいた。迎えるJ2・6位の山形は1回戦で3位の大宮アルディージャを2-0で破っての進出。激闘が期待される。
まずはスタジアムの目の前にあるラーメン店「上手かもん(うまかもん)」へ。「ゆずみそら~めん」があっさりして美味しい。
Jリーグ提供
徳島は快晴だ。ゴール裏も盛り上がっている。

山形からもたくさんのサポーターが来ていた。バスで13時間かけて来た人もいた。山形の人に聞くと、徳島はかなり暖かいらしい。先週、天童市の練習場では雪が降って雪かきが大変だったそう。チームは前々日に徳島入りし、万全の状態でこの日を迎えた。
先週に続けての激闘となったJ1参入プレーオフ。では、そのハイライトをどうぞ。
■野村の心憎いパスから決勝点
最初のビッグチャンスは山形が迎えたが、井出遥也のシュートは徳島GK梶川裕嗣がファインセーブでしのぐ。次第にリズムを作り出す徳島。左サイドの内田裕斗のドリブルとパス、そして野村直輝の心憎いパスが決定機を演出する。
53分の決勝点も野村のパスからだった。
オフサイドになるかならないかというギリギリのタイミング、そして角度、すべてが完璧なパスだった。それを受けた河田篤秀が芸術的なループで流し込む。トップスピードのままでボールを浮かすのは技術的にはかなり難しい。
一方、2点を取らなくてはいけなくなった山形は、63分に松本怜大がケガで交代。後半開始直後には柳貴博が負傷交代しており、満身創痍の状態だった。「勝利」以外に先に進めない山形は最後まで徳島ゴールを目指すも、得点ならず。徳島がJ1参入プレーオフ決定戦への進出を決めた。
Jリーグ提供■山形も粘り強いチーム
ゴール裏に挨拶に行く徳島の選手たちに、サポーターが声援で応える。14日、J1・16位の湘南ベルマーレとの決定戦に向けて、盛り上がるスタジアム。レギュラーシーズン中の平均来場者数は5,736人だったが、この日の来場者数は2倍近い10,376人と大入りだった。
独特のドリブル、パスでリズムを作った内田も満面の笑顔。
Jリーグ提供この日のゴールで、ストライカーであることを証明してくれた河田とも2ショット(冒頭の写真)。湘南戦でもこの男が徳島のカギを握るはず。
悔しい結果に終わった山形の選手たちも、サポーターに挨拶をする。

今年の夏場には首位にも立った。守備の固い粘り強いチームだ。最終的には6位で終わったが、プレーオフ1回戦で3位・大宮を破る下剋上を果たし、この場所までたどり着いた。
徳島まで応援に13時間かけて来てくれたサポーターの皆さんに、ありがとう。
今のこの徳島の勢いを湘南は食い止められるのか。
J1参入プレーオフ決定戦の湘南vs徳島は、12月14日(日)の13時にShonan BMW スタジアム平塚でキックオフ。見逃せない一戦になる。
文=原博実/【写真提供=Jリーグ】
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