■試合は劇的な幕切れに
浦和は23日水曜日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦、広州恒大とのアウェイ戦を控えている。そのため、今節の大分戦は金Jとなった。
アウェイ側に目を向ければ、金曜日にもかかわらず大分サポーターが多く来てくれている。

小雨が降り出す中、激しい試合になった。浦和は、鈴木大輔、青木拓矢、U-22代表でブラジル遠征から帰国したばかりの橋岡大樹をベンチ外にし、代わりにそれぞれマウリシオ、阿部勇樹、宇賀神友弥をスタメンとした。
一方の大分は、後藤優介を1トップ、小塚和季と今季ヴィッセル神戸から加入し2試合目の先発となる小林成豪を2シャドーに配す。
ではハイライトをどうぞ。
前半は、ボールを保持している時間が明らかに長い大分が主導権を握る。
13分には抜け出した松本怜が左ポスト直撃のシュートを放ち、ホームチームを脅かす。浦和はあまり大分のボールに強いプレスをかけず、バランスを崩さずに対応していたように見えた。
後半、浦和は前半より積極的な守備、攻撃を仕掛ける。
しかし、興梠慎三、宇賀神友弥がチャンスを作るも決め切れず。90分には、カウンターから抜け出したファブリシオがGK高木駿と1対1の場面を迎えたが、高木が見事なセーブを見せた。
直後の後半アディショナルタイム、93分に大分がカウンターを仕掛ける。左サイドを駆け上がった三竿雄斗のクロスを、ゴール前に走り込んだ後藤優介がヘディング。これが決勝ゴールとなり、劇的な幕切れで試合は終了した。
■浦和はこの悔しさを広州恒大に

写真左が決勝ゴールの後藤優介で、中央がファインセーブの高木駿。
笑顔、笑顔。

大分守備陣の要、鈴木義宜とも撮影。こちらもにこやかな表情だ。
アウェイで大分は素晴らしい試合を繰り広げた。このメンバー、予算でこの内容、成績はもっともっと評価されるべきだと思う。
一方の浦和は、ACL準々決勝・上海上港戦時にも第1戦、第2戦前のリーグ戦に敗れており、準決勝第1戦の前に行われたサガン鳥栖戦でも3-3と勝ち切ることができていない。またもやアジアの戦いを前に苦杯をなめることになった。悔しい負けではあるが、気持ちを切り替えてACL準決勝第2戦に臨んでほしい。
23日に行われる広州恒大戦に向けて良い準備を! この悔しさを広州恒大にぶつけてほしい。
■ばんちゃんからの誕生日ケーキ

ちなみに、翌日の土曜日はDAZN(ダゾーン)の「J.ZONE PLUS」に出演した。
Jリーグ提供2年連続でたまたま私の誕生日に出演となり、ばんちゃん(播戸竜二)、ハリー(ハリー杉山)、スタッフの皆さんにバースデーケーキをいただきました。
皆さん、ありがとうございました!
文=原博実/【写真提供=Jリーグ】
▶Jリーグ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【関連記事】
● DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
● DAZNが「テレビで見れない」は嘘!6つの視聴方法とは?
● DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ ┃ 料金体系→こちらへ ※
● 【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説 ※
● 【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
● Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

