■追う広島は攻め込んだが
Jリーグ提供7日の土曜日は明治安田生命J3リーグ第22節のロアッソ熊本vsガンバ大阪U-23を視察。翌日曜日は熊本から広島へ移動となった。
広島もまだまだ暑い。アストラムラインの「広域公園前駅」からエディオンスタジアム広島へ向かう。坂道を上がっていると大汗だ。しかし、日陰に入ると心なしかちょっと涼しい。
Jリーグ提供「もう一つのルヴァンカップ」参加スタジアムグルメである「もみじまんじゅうルヴァンプライム揚げ」(※)は残念ながら完売。食べてみたかった
※もみまんじゅうにルヴァンプライムスナックを衣としてまぶして揚げたもの。
4日に札幌厚別公園競技場で行われた準々決勝第1戦は、ホームの札幌が広島に3-2で勝利を挙げている。敗れるもアウェイゴールを2点奪った広島は、ホームで迎えたこの第2戦で1-0以上なら準決勝進出が決まる。失点すると2得点以上取らないといけない。
19時3分キックオフ。ではハイライトをどうぞ。
アウェイ・札幌の布陣は、ジェイの1トップに、アンデルソン・ロペスとルーカス・フェルナンデスの2シャドー。鈴木武蔵とチャナティップは代表で不在。しかし、A・ロペスと鈴木の2人も力はある。
一方の広島は、ドウグラス・ヴィエイラ、レアンドロ・ペレイラがケガのためベンチ外。渡大生の1トップに、東俊希、川辺駿の2シャドーで試合に入った。第1戦を落としている広島は点を取りに行くが、9分先に失点を喫する。前半に渡が決定機を作るも、シュートは外れた。
2点が欲しい広島は、後半から青山敏弘を投入。49分、CKの流れから渡の得点で1-1。その後も、渡、青山、柏好文とチャンスはあったが2点目は入らず、1-1で試合終了。札幌がクラブ史上初のルヴァンカップ準決勝進出を決めた
■VARは現地にいると…
9月4日のルヴァンカッププライムステージからJリーグの公式戦では初となるビデオアシスタントレフェリー(以下、VAR)が導入されている。
この日の試合でも、後半、広島がペナルティエリアの外でFKを得たシーンで、福島孝一郎主審が耳に手を当てて、VARと交信をした。
Jリーグ提供現地で観ているとその時間は1分半から2分程度だった。ただ、主審が耳のイヤホンに手を当てているだけなので、何が起きているか周りは分からない。
結局、そのまま何もなくゲームは再開した。
スタジアムでは何があったのかまったく分からず、皆キョトンとしていた。電光掲示板には何も表示されなかった。
「スタジアムにいるお客様にも分かりやすく」
我々が改善しなければいけないことだ。他の試合のVARの報告も聞いて対応していきたい。
■笑顔の札幌、初の準決勝進出!
クラブ初の準決勝進出に笑顔のペトロヴィッチ監督(冒頭の写真)。野々村社長も右端にちょっとだけ写っている(笑)。
失点はあったが、それ以外は落ち着いたプレーを見せたGK菅野孝憲。
Jリーグ提供福森晃斗の左足のキックは、観ているだけで楽しくなる。

写真は撮れなかったが、札幌右サイドの白井康介も注目している選手だ。白井の運動量、スピードはかなり効いていた。
広島も最後の最後まで2点目を目指して戦っていた。この日の観客は5,607人。良い試合だっただけに、ちょっと寂しい。
札幌の準決勝の相手はガンバ大阪に決まった。第1戦は10月9日パナソニックスタジアム吹田、第2戦10月13日札幌厚別で。この対戦も楽しみだ。
文=原博実/【写真提供=Jリーグ】
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