■FC東京は狙い通りの試合運び
地下鉄でFC東京サポーターと一緒になりそのままパロマ瑞穂スタジアムへ向かう。チケット完売ということもあり、すでにすごい行列ができていた。
FC東京サポーターに聞くと、午前中で仕事を終えて名古屋に来ているとのこと。本当にありがたい限りだ。
7月20日から試合日の8月30日まで、街やスタジアムでナゴヤ・アイチの夏をアツくする「鯱の大祭典」を実施していた名古屋。同イベント開催中に、期間限定で全身金色となった金鯱グランパスくんを見つけたので、写真を撮ってもらった。

満員のパロマ瑞穂スタジアム。雨模様の金曜ナイトゲームにもかかわらず、FC東京のサポーターもたくさん来ている。最高の雰囲気だ。
では、ハイライトをどうぞ!
まさに首位のFC東京が、狙い通りに試合を進める展開だった。
FC東京の先制点となったPKシーン。名古屋のボールを自陣で森重真人が奪ってオ・ジェソクから永井謙佑につなぐ。永井にボールが入った瞬間、東慶悟とディエゴ・オリヴェイラの2人がカウンターを発動。FC東京は試合を通じて、狙い通りの試合運びを披露していた。
2点目も永井が左サイドを突破して、マイナスに戻したボールに髙萩洋次郎が合わせた。高萩は実に2年3カ月ぶりのゴール。2017年にFC東京へ加入して88試合目で2つ目の得点を記録した。
■名古屋の個々は頑張っているが…

▲J1リーグ戦初出場だった成瀬
一方の名古屋はボールは保持するものの、なかなかテンポが上がらない。逆にリードしたFC東京がブロックを敷き始めたため、攻めあぐねる形に。
83分、途中出場の前田直輝のシュートをFC東京GK林彰洋がキャッチミスし、1点返したものの、同点には至らず。名古屋は前節もホームで横浜F・マリノスに1-5と大敗しており、ホーム連戦で手痛い連敗を喫してしまった。
試合後、20,188人も入った満員のパロマ瑞穂スタジアムは、ため息に包まれるとともに、ブーイングの嵐。この日の名古屋は、ボールを回すもののダイナミックさに欠けて、あまり良さを出せなかった。
名古屋アカデミー出場の藤井陽也と成瀬竣平の18歳コンビは可能性を感じた。
しかし、もっと全員が戦う姿勢を示さないといけない。一人ひとりは頑張っているが、チーム全体としての勢いに繋がっていないと感じた。結果だけでなく、チーム全体のまとまりも、FC東京に軍配が上がったように思う。

この日、チーム最長の11.106kmを走り、貴重な2点目をマークした髙萩と。
J1も残り9試合。FC東京は、初優勝へアウェイ連戦でいかに勝ち点を積み上げられるかがポイントとなる。一方で名古屋は、再び上位に返り咲くのか、このままズルズルと下位争いに巻き込まれるのか、いまが踏ん張り時のように思う。
文=原博実/【写真提供=Jリーグ】
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

