Zinedine Zidane, Real Madrid 10262017Getty Images

危険性指摘されるジローナ戦、ジダンは「試合のことだけを考えている」

29日のリーガエスパニョーラ第10節、レアル・マドリーは敵地モンティリビでのジローナ戦に臨む。カタルーニャ州の独立問題によって、開催の危険性が指摘されるが、ジネディーヌ・ジダン監督はピッチ上のことだけに集中していることを強調した。

27日、カタルーニャ州議会は正式に独立宣言を採択し、これを受けた中央政府が同州議会の解散を発表。このスペインを揺るがす大きな動きの中、カタルーニャ州カルラス・プチデモン首相の故郷でもあるジローナに、レアル・マドリーに乗り込むことを危険視する声が上がっている。

しかしながらこの試合の前日会見に出席したジダン監督は、自身が考えるべきは明日の試合に臨むことだけであると強調した。スペイン『マルカ』がコメントを伝えている。

「私はたった一つのことにしか目を向けていない。明日の試合のことだけしかね。大きな騒ぎがあることは分かっているが、そこに首をつっこむことはしない。ただ試合のこと、ピッチ上で行うことだけを考えている」

ジダン監督はまた、負傷中のGKケイロール・ナバスの代わりにジローナ戦に出場する予定のGKキコ・カシージャについても言及。カタルーニャ出身のカシージャが、この騒ぎの中でも落ち着いているとの見解を示す。

「彼はマドリーのGKであり、落ち着きながら試合への準備を進めている。どこで生まれたか、今どこにいるかに関係なくね。彼は明日の試合のことだけを考えているし、それ以外のことについては何も話していない」

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