プレミアリーグの名門リヴァプール（イングランド）が、ザルツブルク（オーストリア）に所属する日本代表MF南野拓実を1月に獲得することが濃厚になったようだ。有力メディアが一斉に報じた。
今季にチャンピオンズリーグ（CL）に参戦しているザルツブルクにおいて南野は、10月に行われたグループステージ第2節のリヴァプール戦で豪快ボレーシュートを叩きこむ1ゴール1アシストの活躍を披露。さらに、10日に行われた最終節でもリヴァプール相手にハイパフォーマンスを披露し、各国での注目度が増していた。
今季ここまで公式戦22試合9得点11アシストをマークする南野に関しては、これまでにマンチェスター・ユナイテッドやドイツの複数クラブなどからの関心が囁かれていた。そんな中、12日になってイギリス『BBC』や『スカイスポーツ』など複数の有力メディアが、リヴァプールが1月の南野獲得への興味を非常に強めていることを報道。『Athletic』の著名ジャーナリストでリヴァプールに精通するジェームズ・ピアース氏も「南野のリヴァプール移籍が1月に起きるのは濃厚だ」としている。
さらに、『ESPN』や『インディペンデント』など一部メディアは、リヴァプールがすでに南野獲得に関し、クラブ間での基本合意（契約解除金の支払い）に至っていることを報じている。南野には、725万ポンド（約10億4000万円）の契約解除金が設定されているとみられる。
また、『Goal』が得た情報によれば、リヴァプールのスポーツ・ディレクターを務めるマイケル・エドワーズ氏は、南野の価値が現在の契約解除金から3倍以上に膨れ上がると考えていることがわかっている。
かつてドルトムントで香川真司を指導したユルゲン・クロップ監督が率いるリヴァプールは昨シーズン、14シーズンぶりにCLを制覇。今季もここまで、プレミアリーグで2位のレスター・シティに勝ち点8差をつけて首位を快走している。24歳で日本代表の主力である南野が正式に加入することになれば、日本での注目度もさらに増すことになるだろう。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
