オーストリア・ブンデスリーガ第32節が6日に行われ、マッタースブルクとザルツブルクが対戦した。
首位を独走するザルツブルクは、南野拓実が先発出場。勝利で、4連覇を決められる試合に臨んだ。先手を取ったのはザルツブルク。10分、ワンベルトがこぼれ球を右足で角度のないところからねじ込み、貴重な先制点を奪う。
しかし、この日はザルツブルクのいつものようなゴールラッシュとはいかず、彼らの日とはならなかった。25分、コーナーキックからシュテファン・マイアーホーファーが頭で同点弾を挙げる。さらに後半開始早々、ロングスローの流れからダビド・アタンガが左足でネットを揺らし、マッタースブルクが逆転に成功。結局、ザルツブルクは最後まで同点に追いつくことができなかった。
リーグ戦では昨年11月に行われたアドミラ戦以来の敗戦を喫したザルツブルク。4連覇は7日に行われる2位オーストリア・ウィーンの結果次第となった。オーストリア・ウィーンがラインドルフ・アルタッハに敗れた場合のみ、優勝が決定する。
