ジェフユナイテッド千葉は5日、暴行容疑で現行犯逮捕されたMF熊谷アンドリューの処分を発表。公式戦4試合出場停止と1カ月減俸40%の処分を科している。
熊谷は9月27日未明に、東京都内でタクシー乗務員の胸ぐらを掴んだため、暴行容疑で現行犯逮捕され、そのまま勾留された。その後、9月28日夕刻に処分保留のまま釈放された。
今回の処分を受け、熊谷は「私の一社会人としての自覚に欠けた軽率な行動により、多くの方に多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします」と謝罪。
「今後は二度とこのような事を起こさないのはもちろんのこと、自分自身の取るべき責任と行動を示していきたいと思います。そして、ジェフユナイテッド市原・千葉の一員としてサッカー選手を続けていけるチャンスをいただいたクラブ、スポンサーおよびサポーターの皆さまに対し、感謝の気持ちを伝えられるように真摯にサッカーに取り組みたいと思います。本当に申し訳ございませんでした」とコメントを発表している。
さらに、フアン・エスナイデル監督も今回の熊谷の処分について、「選手はプロである以上、このような素晴らしいクラブの象徴だと自覚しなければならないですし、このような過ちは決して犯してはなりません。ただアンドリューはとても後悔していますし、とても素直な青年です。そして、二度と同じことをしてはならないということは重々承知しております。今後は感謝の気持ちを忘れずにプロサッカー選手として仕事をしてもらいたいと思います」とコメント。
クラブは「相手に怪我が無かったこと、相手との示談が成立していること、本人が今回の事件を深く反省していることなども併せ考え、今回の処分に至りました。弊クラブとしましては、今後、同様の事象の再発防止に向けた選手、スタッフ教育の徹底など、必要な対策を講じてまいります」と今後の再発防止についてコメントしている。
