パリ・サンジェルマン(PSG)が今シーズン初黒星を喫したものの、選手たちはポジティブな反応を見せている。
PSGは2日、リーグ・アン第16節でストラスブールと対戦。ここまでリーグ戦で負けを知らないだけでなく、チャンピオンズリーグでも無敗と、好調をキープするPSGは、今季昇格を果たしたストラスブールのホームへと乗り込んだ。
先制したのはストラスブール。FKからヌノ・ダ・コスタがヘディングで合わせて、格上のPSGから先制点を奪う。その後、ペースはPSGへと傾き、何とか耐えしのぐストラスブールだったが、42分についにスコアはタイに戻る。
左サイドからアドリアン・ラビオのクロスに、キリアン・ムバッペが合わせて、ネットを揺らす。
後半に入ってもPSGのチャンスが続くが、ストラスブールがワンチャンスを活かす。65分、キーパーのパントキックをダ・コスタがフリックすると、ステファネ・バホケンがゴール右から豪快にニアを抜き、勝ち越し点を手にする。
アディショナルタイム9分を乗り越えたストラスブールが2-1で逃げ切り、金星を獲得している。
ハビエル・パストーレは試合後、相手のパフォーマンスが秀でていたことを認める。
「彼らは非常に良い守備を見せていた。負けたのはアクシデントではなく、彼らが良かったんだ。彼らは2つのチャンスを活かし、僕らは多くのチャンスがあったが、生かせなかった。ミュンヘンへ向けてベストな試合ではなかったけど、この敗戦から学ぶよ」
ブラジル代表DFマルキーニョスも同様に敗戦にも前向きな反応を見せた。
「僕らにとっては良いレッスンになった。守備も攻撃も良くなかったし、相手は2つのチャンスを生かした。彼らはよく組織されていたね。でも僕らはまだ首位だし、前向きにならないといけない」




