26日に行われる明治安田生命J1リーグ第33節でサンフレッチェ広島とFC東京が対戦する。
FC東京は、広島から期限付き移籍しているFWピーター・ウタカがこの試合に出場できない。リーグ戦で大久保嘉人とともにチームトップの8得点を挙げているナイジェリア出身のストライカーが不在となれば、前線の駒が手薄になることが予想される。
そのため、11月にプロ契約を交わしたばかりの久保建英がこの一戦に出場する可能性がある。16歳の新鋭は、ここまでFC東京U-23でJ3リーグ20試合に出場し、2得点をマークしており、実戦経験は十分といえる。久保は4月に行われたJ3第5節のセレッソ大阪U-23戦でJリーグ最年少ゴールをマーク。2004年の森本貴幸が記録した15歳11カ月28日よりも約1カ月早い15歳10カ月11日での得点となった。
久保建英 のスーパーゴール!
— DAZN ダ・ゾーン (@DAZN_JPN) 2017年4月15日
久保が15歳10ヶ月11日のJ最年少ゴールを決め、#FC東京U23 が先制。
C大阪U23×FC東京U23は https://t.co/u4BaoHt81Q でライブ中@fctokyoofficialpic.twitter.com/CmOMH7ZXZq
さらに、J3第30節のガンバ大阪U-23戦でプロ契約後初となる今季2ゴール目をマーク。随所にその類まれな才能を披露してきた。
【明治安田J3第30節 G大23×F東23】
— Goal Japan (@GoalJP_Official) 2017年11月5日
FC東京MF #久保建英 がプロ契約後初ゴールを決め今季2点目!#fctokyo#tokyo#U23@fctokyoofficialpic.twitter.com/5KIBlB5HrA
仮に久保が26日の試合で出場すれば、16歳5カ月22日でJ1デビューを飾ることになり、森本貴幸の15歳10カ月6日、宮吉拓実の16歳1カ月14日に次いで歴代3位の記録となる。
久保は5月に行われたJリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第4節の北海道コンサドーレ札幌戦で、既にトップチームデビューを果たしているが、J1での出場は未経験だ。
両者は今季、リーグ戦とルヴァンカップ・プレーオフステージで3度対戦しているが、いずれもFC東京が1-0で完封勝利を収めている。広島は相性が良い相手ともいえるが、現在リーグ戦で6試合勝利なしと光明の兆しを見出だせないでいる。7試合ぶりの白星へ、16歳の若き才能がJ1の舞台で躍動するのか、大きな注目が集まる。
