2日に行われた明治安田生命J1リーグ第34節で、川崎フロンターレが大宮アルディージャに5-0で勝利した一方で、鹿島アントラーズがジュビロ磐田と0-0のスコアレスドローで終了。この結果、川崎Fがクラブ史上初のリーグ優勝を達成した。
ホーム・等々力陸上競技場に大宮を迎えた川崎Fは、開始1分に小林悠がドリブルで持ち上がると、阿部浩之へラストパス。受けた阿部はPA手前から強烈な左足シュートをゴール右に突き刺し、早々と先制に成功する。その後も川崎Fが押す展開が続き、前半アディショナルタイムに小林が追加点。さらに小林は後半に2ゴールを加点し、得点ランク単独トップに立つ23ゴールをマーク。終了間際に長谷川竜也も決めて5-0で大宮に快勝した。
一方、磐田と対戦した鹿島は、序盤に、西大伍がアダイウトンとの接触で足を負傷。伊東幸敏との交代を余儀なくされた。E-1選手権に臨む日本代表メンバーにも招集された西の負傷で、鹿島が早い時間帯で交代枠を1枚使った。嫌なムードが漂う鹿島は、終了間際にセットプレーから植田直通がヘディングシュートを叩き込んだが、これはファウルの判定。ゴールが認められない。
後半に入るとさらに攻勢を強める鹿島。より攻撃的な姿勢で磐田ゴールを強襲するが、リーグ最少失点を誇る磐田守備陣の牙城を崩せず。0-0のスコアレスドローで終了した。
この結果、川崎Fは勝ち点を「72」に伸ばし、引き分けた鹿島と並んだ。得失点差を「39」とした川崎Fが、鹿島の「22」を抜いて、逆転で首位に浮上。初優勝を達成した。川崎Fにとってはクラブ史上初、悲願の初タイトル獲得となった。
逆転優勝を決めた #川崎フロンターレ!
— DAZN ダ・ゾーン (@DAZN_JPN) 2017年12月2日
紙吹雪が舞う中、改めて選手、サポーター、スタッフ、チーム全体で喜びを分かち合う。
明治安田J1第34節 川崎F×大宮の見逃し配信は #DAZN で配信中#テレビでDAZN#DAZNピッチサイド@frontale_staffpic.twitter.com/f26EvEbT64
