■依然続くコロナ禍のなかで
Jリーグは27年前の1993年5月15日、国立競技場で行われたヴェルディ川崎vs横浜マリノスの一戦で開幕した。8府県10クラブでスタートしたリーグは現在39の都道府県に56のクラブが存在している。しかし、今季は新型コロナウイルスの影響で公式戦は中断、その歴史で初めてサッカーのない「Jリーグの日」を迎えることとなった。
村井チェアマンは冒頭、コロナに対応する医療分野や物流、公共交通機関といったエッセンシャルワーカーの方々への謝意を述べつつ、再開へ向かう強い意志、そしてJリーグ、スポーツの持つ可能性について思いを語った。
同時に動画でのメッセージも発信。1993年の国立競技場、そして、今の新国立競技場の風景とともに、「新しい風景をともにつくっていきましょう」と訴えかけている。
コメント全文は以下のとおり。
5月15日「Jリーグの日」を迎えての村井チェアマンコメント
初めに、このような困難な状況の中で、私たちの生活を最前線で支えてくださっている医療分野や物流、公共交通機関などに従事される方々に改めて感謝申し上げます。
1993年5月15日、ヴェルディ川崎vs横浜マリノスの試合でJリーグは幕を開けました。あれから27年の時を経て、私たちは39の都道府県に広がる56のクラブとともに、歩みを続けています。
今、世界中で、新型コロナウイルスという、いまだかつて経験したことのない脅威に直面し、Jリーグは初めて、サッカーのない5 月 15 日を迎えています。現在、Jリーグは試合を中断していますが、多くのファン・サポーターの皆さまの期待に応えるべく、選手たち、クラブ関係者、リーグスタッフ、パートナーの皆さまなどと手を携え、ワクワクするようなサッカーをお届けする日を目指して、全力で準備を進めています。
私は、スポーツが持つ可能性を、誰よりも信じています。
スポーツは、地域の子どもたちに笑顔や夢や希望を与えることができるかもしれません。
ご高齢の皆さまには、健康と生きがいをお届けすることができるかもしれません。
最近では、シャッター通りも目立つ地方都市に、にぎわいを取り戻すことができるかもしれません。
スポーツを愛する皆さま、地域を愛する皆さまと一緒なら、どんな困難も乗り越えられると信じています。前を向いて、今「Jリーグにできること」を常に考え、これから広がる新しい、希望に満ちた風景をともにつくっていきましょう。
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