現地時間10日、チャンピオンズリーグはグループリーグ第6節が行われ、南野拓実と奥川雅也を擁するザルツブルクはホームに昨季王者リヴァプールを迎えた。
まさかの大混戦となったグループEでは、首位リヴァプールと勝ち点3差で3位につけるザルツブルクが直接対決。プレミアリーグでも首位を快走するリヴァプールが結果によっては敗退する可能性もあることから非常に注目を集めた一戦で、南野はグループリーグ5試合連続ゴール中の19歳アーリング・ハーランドやファン・ヒチャンとともに先発メンバー入り。奥川はベンチからのスタートとなった。
開始わずか1分でCKを獲得するなど、より積極的な入り方を見せたのはホームのザルツブルク。南野とファン・ヒチャンが全速力でリヴァプール守備陣に圧力をかけ、王者相手にトップギアで挑んだ。
7分、ファン・ヒチャンが南野に預けると、ヒールでのリターンパスでエリア内に侵入。鋭い切り返しから左足でシュートを放つが、ここはGKアリソンが阻み、こぼれ球を南野が押し込むもDFがブロックする。
ガンガン前からプレスに行くザルツブルクに対し、リヴァプールもその裏を突く攻撃でチャンスを作る。20分、エリア内左からのサディオ・マネのシュートはGKチカン・スタンコビッチが横っ飛びではじき、こぼれ球をナビ・ケイタが押し込むもDFが頭で跳ね返す。29分には、ロベルト・フィルミーノを起点としたカウンターからケイタのラストパスをモハメド・サラーがシュートもゴール右へと外してしまう。
前半終了間際には、カウンターからサラーのパスに抜け出したケイタが決定機を得るも、GKスタンコビッチがブロックしてケイタに当たってラインを割る。前半のシュート数は同じ7本ずつだったが、枠内シュートはリヴァプールの3本に対してザルツブルクは6本と、王者相手に堂々のスタッツを残した。
スコアレスのまま迎えた後半、前半から飛ばし気味のザルツブルクのペースがどこまで持つかが懸念されたが、後半に入っても前からのチェイシング、高いインテンシティをキープ。しかし、リヴァプールは前半手を焼いたザルツブルクのプレスを掻い潜るため、サイドチェンジを効果的に使い、ザルツブルクの密度が薄いエリアにボールを運んでいく。
53分にはデヤン・ロヴレンがジョー・ゴメスとの負傷交代を余儀なくされたが、試合が動いたのは57分。サイドチェンジを受けたアンドリュー・ロバートソンのパスからマネが縦に仕掛けて抜け出す。これにGKストイコビッチが飛び出すが、スピードで上回るマネが折り返すと、ゴール前のケイタが頭で合わせてリヴァプールが先制する。
さらに58分、ロングパスに抜け出したサラーに対して、GKストイコビッチがエリアを飛び出すもかわされる。ペナルティーエリア右の角度のない位置だったが、サラーがここから右足でゴールに流し込み、リヴァプールがあっさりと追加点を奪った。
立て続けの失点でショックを隠せないザルツブルクは68分、ズラトコ・ユヌゾヴィッチに代えてパトソン・ダカを投入。75分には、ハーランドを諦めて奥川を投入する。
一方のリヴァプールも75分、フィルミーノに代えてジェームズ・ミルナーを投入し、試合を終わらせる準備を進める。
意地を見せたいザルツブルクだが、疲労から前からのプレスがかからず、リヴァプールのシンプルに裏を狙う攻撃が次々に襲い掛かる。前掛かりのザルツブルクはカウンターからピンチを招くリスクを承知で攻めるが、カウンターはリヴァプールのお家芸。サラー、マネが何度もザルツブルクのDFの裏を突くが、GKの好守もあって3点目は入らず。それでも、要所要所で地力の差を見せつけたリヴァプールがグループ首位での決勝トーナメント進出を果たした。
■試合結果
ザルツブルク 0-2 リヴァプール
■得点者
ザルツブルク:なし
リヴァプール:ケイタ(57分)、サラー(58分)
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です





