2017-10-29-shonan(C)Getty Images for DAZN

【動画】湘南ベルマーレ、3試合を残して2度目のJ2優勝に輝く…ホームでの優勝達成は初

明治安田生命J2リーグ第39節が29日に行われ、湘南ベルマーレはファジアーノ岡山と対戦し、1-1で引き分けた。この結果、湘南ベルマーレが2度目のJ2優勝を決めた。

J2第38節終了時点で、首位の湘南と、2位のアビスパ福岡および3位のV・ファーレン長崎の勝ち点差は12。残り4試合で湘南が4連敗を喫し、福岡または長崎が4連勝を達成しない限り、つまり、28日の試合で長崎と福岡が引き分け以下に終われば、湘南の優勝が決まるという状況にあった。

28日に行われた試合で長崎が勝利を収めたため、28日での優勝決定は消滅したが、福岡は東京ヴェルディ相手にスコアレスドローで終了。29日の試合で湘南が敗れた場合でも、残り3試合で3位福岡との勝ち点差は11あるため、湘南の2位以上、すなわちJ2自動昇格が決定していた。湘南のJ1昇格は4度目。

28日の結果を受けて湘南は、ホーム・Shonan BMWスタジアム平塚で行われる岡山戦で、引き分け以上の結果を残せば優勝という状態にあった。なお、湘南がホームゲームで優勝を決めるのは初となる。

J1から降格し、3年ぶりのJ2となった今季は、開幕2連勝で首位に立つ。J2第5節に初黒星を喫し、首位陥落となったが、その後も5位以内をキープ。J2第22節で首位に立つと、その後は17試合負けなしを達成するなど、独走態勢を築く。そしてJ2第39節で自動昇格と優勝を決めた。曺貴裁監督は就任6年目で、2度目の優勝、3度目の昇格となる。

FC東京から復帰したGK秋元陽太が、これまで全試合フル出場。ブラジル国籍のDFアンドレ・バイア、浦和レッズから期限付き移籍のMF山田直輝、柏レイソルから期限移籍のMF秋野央樹、さらに19歳のルーキー・DF杉岡大暉らが主軸となり、「湘南スタイル」を構築。また、ブラジル国籍のFWジネイが、31試合に出場してチーム最多の12得点を記録するなど、攻撃をけん引した。

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