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気になったジャッジを徹底解説する「Jリーグジャッジ リプレイ」の第15回が18日、DAZNで先行配信された。
今回は、Jリーグ原博実副理事長、Jリーグウォッチャーの平畠啓史さんに、おなじみのJFAトップレフェリーグループの上川徹シニアマネージャーを迎えてSNSでつぶやきが多かったシーンを解説した。
『Goal』では同コンテンツの中から、注目のジャッジをピックアップ。第15回は、6月15日にIAIスタジアム日本平で行われた明治安田生命J1リーグ第15節の清水エスパルスと横浜F・マリノスの一戦からマルコス・ジュニオールの退場シーンについて取り上げる。
■マルコス・ジュニオールの退場は妥当だった?
問題のシーンは81分、横浜FMの仲川輝人が勝ち越しゴールを決めた後に起きた。リスタートを早く始めようと清水の選手がセンターサークルに戻したボールを、マルコス・ジュニオールが外に蹴りだしてしまう。これが遅延行為とみなされ、2枚目のイエローカードで退場となってしまったのだ。
結果的に、数的不利となった横浜FMがその後に逆転負けを喫したことで、この判定が試合の結果を左右する重要なものとなってしまった。
上川氏はこの判定を「厳しいという意見もあるのかなとは思います」と見解を述べながら、「ただ、キックオフで再開されるべきであるのに、全く反対の方向にボールを蹴っている。そういうことでレフェリーがこの行為を遅延行為と判断してイエローを出した。状況的に考えても、その考え方は理解できるかなとは思います」と、主審の判定に理解を示した。
一方で上川氏は、反スポーツ行為の可能性があったとも指摘する。
「得点の喜びを過度に示している。これが、もしサポーター席に入ったりとかするとケガにもなりますし、サポーターからすれば、挑発されているというように感じることもあるのかなと思います」
この判定がさらに議論の的となったのは、清水が同点に追いついた直後のプレーに起因する。清水のドウグラスが、笛が鳴った後にシュートを放なったプレーが、同じく遅延行為に当たるのではないかという指摘である。すでにドウグラスは1枚カードをもらっているため、退場となる。そうなれば横浜FMと同じく10人となり、終盤の逆転劇は生まれなかった可能性もあったのだ。
原副理事長は「ドウグラスにも出すべき。むしろ、こちらのほうが遅延行為ですよね」と話す。
「喜田とかも『なんでさっきのが取られて、これは取らないんですか?』というのを言っていますよね。同じような基準でやってくれればいいと思うんですよ。ダブルスタンダードになってしまっていますよねと、多分マリノスは言っているんじゃないかなと」
平畠氏は、この場面が2-2の状況であったことに違和感を覚えたという。
「ドウグラス選手は、普通に考えたら、あんなことをしている場合じゃなくて、3点目を狙いにいくべきところで。だから遅延をする意味が、そもそもないんじゃないかなと」
つまり、笛が聞こえていなかっただけではないかということだ。
上川氏も同様の見解を示す。
「レフェリーはそういうふうに感じたのと、あとは、おっしゃったようにリードしているかどうか。あの時は2-2の状況であって、遅延行為をする目的が、あの場ではないというのもレフェリーは感じたんだと思います。3-2で清水がリードしている状況で、ああいう行為をしたのであれば、明らかに遅延行為で、イエローカードを出したとは思います」
それに対して原副理事長は、マルコス・ジュニオールの行為もキックオフ前であったことから、遅延に当たらないのではないかと反論。やはりこの判定は厳しかったと見ているようだ。
「もちろん注意していいし、『今度やったら』と言っていいけど、退場にしなくて普通に同じ人数でやっていればね。僕は、もったいなかったと思う」
上川氏も「得点が入った後にカードを出すか出さないかというのは、レフェリーのコントロールの範囲の中にあるので、あれを遅延行為とするのであれば、もっとコントロールできたのであろうなと」と、レフェリーのゲームコントロールに、改善の余地があったと指摘している。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です