■リーガ第20節 ヘタフェ 2-2 ビルバオ
ヘタフェ:モリーナ(21分)、アンヘル(74分)
ビルバオ:イニャキ(13分)、R・ガルシア(48分)
19日にリーガエスパニョーラ第20節が行われ、ヘタフェは本拠地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでアスレティック・ビルバオと対戦した。MF柴崎岳は先発して55分までプレーしている。
36歳のアドゥリス(リーガ19試合7得点)と35歳のモリーナ(19試合4得点)、ベテランストライカーの対決に注目が集まった一戦。ビルバオのシガンダ監督がアドゥリスを温存した一方で、ヘタフェを率いるボルダラス監督は柴崎との2トップでモリーナを先発させた。
ヘタフェ(7位・勝ち点26)、ビルバオ(10位・勝ち点25)はいずれもヨーロッパリーグ出場圏内のセビージャ(6位・勝ち点29)を手の届くところに捉えている。5分、最初の決定機はビルバオに。R・ガルシアのパスを受けたイニャキ・ウィリアムスが、ワンフェイントでヘタフェDFをかわして、右足でシュート。わずかに右に外れる。
勢いを持続したビルバオは13分に先制点を記録する。最終ラインからのフィードを受けたイニャキが、ワンタッチでクロスを入れる。すると、そのボールがそのままゴールに吸い込まれ、スコアが動いた。
ヘタフェは21分、リアクションを見せる。スルーパスに抜け出したモリーナが、ブレイクアウェイを仕掛けたGKエジェリンに倒され、PKを獲得。モリーナが自ら決めて、ヘタフェが追い付いた。
後半に入ると、ビルバオが再び攻勢に出る。48分、左サイドからのFKを中央に放り込み、スサエタがモリネロに倒されてPKを獲得。R・ガルシアが冷静に沈め、勝ち越した。
またもビハインドを負ったヘタフェだが、50分にモリーナがGKエジェリンに倒されてPKを獲得した。この日3度目のPKとなるも、モリーナのキックをGKエジェリンがストップする。
ボルダラス監督は55分、柴崎に代えてアンヘルを投入する。対して、シガンダ監督は67分にR・ガルシアを下げてアドゥリスを投入した。
試合はここで終わらなかった。74分、アントゥネスのクロスを、ポルティージョがヘディングで落とす。これをアンヘルが右足で押し込み、土壇場でヘタフェが同点弾を叩き込んだ。
ヘタフェは終了間際にアンヘル、モリーナが立て続けに決定機を迎えたが、決めきれず、試合は引き分けに終わった。その結果ヘタフェは7位に、ビルバオは10位に位置している。




