フランスサッカー連盟(FFF)は15日、トニー・チャプロン主審を無期限活動停止にすることを発表した。
チャプロン氏は、14日に行われたリーグ・アン第20節のナント対パリ・サンジェルマン戦で主審を担当。後半アディショナルタイムに、ナントDFディエゴ・カルロスと接触して転倒すると、選手に足をかけた。さらに、同選手にこの試合2枚目となるイエローカードを提示し、退場処分を言い渡す“暴挙”に出ていた。
O que é isso, rapaz? Árbitro cai no chão, agride zagueiro Diego Carlos, do Nantes, e ainda expulsa o brasileiro no fim do jogo em que o PSG venceu por 1 a 0, pelo Francês pic.twitter.com/rjy3Q5poNP
— globoesportecom (@globoesportecom) 2018年1月14日
当然話題となったこの行為をFFFも重く受け止め、同日中にチャプロン氏を召喚することを発表。そして、同氏に無期限の出場停止を科すことを発表した。すでに担当することが決まっていた17日のリーグ・アン第21節アンジェ対トロワ戦からも外れることとなっている。今後は、FFFから発表があるまで審判を担当することはないという。
チャプロン氏は『AFP』に対し、「ディエゴ・カルロスと衝突した時、最近ケガを抱えた部分に鋭い痛みを感じた。恐ろしい反射で、足を選手に向かって伸ばしてしまった。この最悪の行為はふさわしくない」と、反射的に足を伸ばしてしまったと語っている。
なおFFFは、退場処分を言い渡されたディエゴ・カルロスのイエローカードは取り消しになることも合わせて発表している。




