■ブンデス第15節 ケルン 3-4 フライブルク
ケルン:クリュンター(8分)、ギラシ(16分)、OG(29分)
フライブルク:ペテルセン(39分、88分、90+4分)、ハベラー(65分)
ブンデスリーガ第15節が10日に行われ、ケルンとフライブルクが対戦した。
いまだブンデスリーガで未勝利が続くケルンは、1週間前にペーター・シュテーガー監督が解任。ミッドウィークのヨーロッパリーグでも敗れてグループステージが敗退した状況で、ホームにフライブルクを迎えた。大迫勇也は前節退場処分となったため、この試合は欠場している。
豪雪のために30分キックオフが遅れた試合は、立ち上がりからケルンが少ないチャンスをゴールへと結びつけていく。8分、ミロシュ・ヨイッチのスルーパスに抜け出したルーカス・クリュンターが雪で滑る相手DFを尻目に、左足で冷静にゴール右へと流し込む。
さらに16分にはセルー・ギラシが粘りからPKを奪うと、自ら沈めてリードを2点に広げる。29分には途中から交代で入っていたフライブルクDFカレブ・スタンコがクロスの処理を誤り、ボールはゴールへ。リーグ戦未勝利のケルンが、前半で3点のリードを奪う驚きの展開に。
しかし39分、ニルス・ペテルセンがFKからファーサイドで豪快なボレー。雪の積もるネット上に突き刺し、フライブルクが1点を返して前半を終える。
フライブルクは後半に入って65分にもセットプレーから1点を返す。ヤニク・ハベラーが頭で合わせ、ついに1点差となり、試合はわからなくなってしまう。
その後もペースはフライブルクで、ついにはPKが与えられ、これをペテルセンが決めて、スコアはタイに。ケルンが逆転弾を防ぐため、水際で凌ぎ続けるが、アディショナルタイムに落とし穴。ギラシがペナルティエリア内でハンドを犯すと、PKを再びペテルセンが決めて、逆転弾が生まれる。
試合はそのまま終了し、フライブルクが4-3で勝利。ケルンはいまだリーグ戦では白星がないままとなった。