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明治安田生命J1リーグ

【動画】大槻監督が退場となった鹿島vs浦和…エヴェルトンを倒した永木の行為は「悪質ではない」と満場一致

17:24 JST 2019/11/06
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気になったジャッジを徹底解説する「Jリーグジャッジ リプレイ」の第30回が5日、DAZNで先行配信された。

今回は、お馴染みのJリーグ原博実副理事長、JFA審判委員会レイモンド・オリバー副委員長、Jリーグウォッチャーの平畠啓史さんが登場。SNSでつぶやきが多かったシーンを解説した。

『Goal』では同コンテンツの中から、注目のジャッジを1つピックアップ。第30回は、11月1日に県立カシマサッカースタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第30節の鹿島アントラーズvs浦和レッズより、浦和の大槻毅監督にレッドカードが提示されたシーンを紹介する。

■手を出してしまった大槻監督

鹿島が1-0でリードしていた84分の場面。右CKから続いた浦和のチャンスで、ボックス内の鹿島MF三竿健斗がこぼれ球をクリアしたところ、浦和MFエヴェルトンと鹿島MF永木亮太が追う。そして、ボールが外に出たところで、ピッチ外にまで飛び出していた永木がもつれるようにしてエヴェルトンを倒すと、怒りを露わにした大槻監督が永木を突き飛ばす。この行為にレッドカードが提示され、大槻監督は退場、さらに1試合のベンチ入り停止処分が科されることとなった。

このシーンを確認した原副理事長は、大槻監督の行為について以下のように述べている。

「試合の終盤で浦和は早くボールが取りたい。だから大槻監督もすぐボールが取りたくて出てきたと思う。ただ、どういう事情があっても選手を突き飛ばすということはやってはいけない。そのためにテクニカルエリアがあるわけではないので。この行為自体は本当に良くない」

とはいえ、大槻監督が行動を起こす直前には、イエローなどは提示されなかったが永木がエヴェルトンを投げ飛ばしたように見えるシーンも。それについてもSNS上で疑問が寄せられたが、平畠さんは「永木選手のは手が絡んでいたので、外そうとしたのではないかなと思います。投げ飛ばそうというのではなくて、2人で絡んでいるので人間の心理として外したくなる」として、悪質な行為ではないと主張する。

さらに、原副理事長も「(大槻監督が)あそこにいるからエヴェルトンも守ろうと思って絡んでしまった。悪質には見えなかったし、むしろ大槻監督がいることによって、そういう状況が余計に起きてしまったという気がする」と賛同した。

レイモンド副委員長も二人の意見を肯定している。

「エヴェルトン選手が絡んだところですが、これがフィールドの別の場所で起こった場合、主審は落ち着きなさいと言って選手が2人立ち上がったら去るはず。ですので、懲戒措置というのは必要がない」

そして、今回の事例は、今夏から適用されている新競技規則において明確化された、「ベンチメンバー、役員、そしてスタッフへのイエローカードやレッドカード」に関して、J1で初めて監督にレッドカードが提示された例となっている。そのルールに則れば“悪質かどうか”という基準はなく、監督が手を出してしまった時点で退場は避けられなかったようだ。

「相手競技者に対して、身体を使う、あるいは攻撃的な行為をしたものに対しては常にレッドということになっています。ですから、どれくらいの接触が起こったかにはかかわらず、いったことをやった場合にはレッドカードを出さなくてはいけない」

なお、大槻監督は自身の行為について、「選手と共に常に闘わなければいけませんが、あの行為は間違いでした。鹿島アントラーズの選手並びにチーム関係者、すべての浦和レッズに関わる人たちに謝罪いたします。この経験を糧に、選手と共に闘っていきます」とクラブを通じて謝罪している。

■鹿島の通訳にもイエロー

また、この試合では後半ATにも新競技規則が適応されたシーンがある。浦和のスローインになったところで、鹿島のキム・ヨンハ通訳がピッチ際まで出て大きな身振りで抗議。この行為には、イエローカードが提示された。スタッフに関しても累積4枚で出場停止処分となるが、レイモンド副委員長は以下のように説明する。

「テクニカルエリアにいる人たちは、通訳であれドクターであれチーム関係者としてみなされます。(イエローカードの根拠、罰則の程度に関して)2つ答えがあるかと思います。通訳の方が試合再開を遅延させたのかというのがまず1つ。さらに、実際に遅延させた場合はレッドカードになるのかどうか」

「新競技規則の下でどうなるかということですが、浦和の選手を見てみると準備ができていないはず。スローインで誰も投げる相手がいません。ですから、選手の前に立った通訳の方ですが、遅延はしていない」

「浦和にスローインを与えた判定に対して、通訳者がジェスチャーをした。それがダメなんです。扇動的あるいは挑発的な行為、ジェスチャーをした、それが(新競技規則における)イエローの根拠なんです。あともう1つ付け加えるとすれば、敬意の欠如ということです」

なお、今回のジャッジリプレイではこのほか、第31節前倒し分のサンフレッチェ広島vs浦和レッズの89分に渡大生と西川周作が交錯したシーン、第30節北海道コンサドーレ札幌vs名古屋グランパスの69分に吉田豊にレッドカードが提示されたシーンについても取り上げられている。

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